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なんとなく、は答え
ミッキーマウスがぜったい手袋外さない理由は、爪、可愛くないから。
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人は、「丸っこくてふわふわ」したものを可愛く感じる。
東京ディズニーランドでウロウロしてるミッキーさんの中に「人が入ってる」とは考えない。つまらないから。
そう、人間が脳で考えることはいいことにならない。ロクなもんを生まない。
『葬送のフリーレン』心地よい。理由。工業化されてない。
「油汚れがきれいに取れる」のが魔法だったりする。フリーレンもフェルンも感動。
自然のほうが多い。
かといって、ぼくはあの世界では生きてゆけない。コンビニないし、龍華軒ない。あ。でも、魔法書店起業できるかも。フリーレンが上得意客になってくれそう。
工業化ってのは人間脳が考え出したもので、なんか、良くないんだよね。地球暑くしてるし。
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ChatGPT生みの親OpenAIサム・アルトマンとマイクロソフトCEO兼会長サティア・ナデラの対談。エコノミスト主催、編集長たちも参加する。今月17日、オンライン。これは参加せねばなるまい。
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申し込んだ。エントリー完了メールきた。
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ちょっと待てよ。時差忘れてた! 日本時間なら18日午前0時45分・・・ってあかんやん。寝てるやん。だいたいぼくは夜9時には寝る。深夜1時前なんてのは夢のまた夢、まず起きるのは無理。
「がんばって起きて、参加する」人もいるだろうが、ぼくはやらない。自然じゃないから。
よく見るとアーカイブがある。それでがまんしよう。
ポイントは決めてる。
サム・アルトマンが幸せそうか
だけ。
ぼくの見る限り、サム・アルトマンは全然幸せそうじゃない。それはAI(ChatGPT)のせいではない。ビジネスに伴う複雑怪奇な人間模様、自分の中にある欲、将来への不安・・・そういったもろもろ。
もしアルトマンが幸せじゃないとすれば、自分の脳が生み出したもの(ChatGPT)のせいである。これ、なんか、理不尽だよね。
ビジネスやってる限り、マイクロソフトのサティア・ナデラも同じような環境にいると言っていいが、たぶん彼はそーゆーの、へっちゃら。
アルトマンとはキャラが違う。
そういえば、マイクロソフトも脳が生み出したもので、いろいろめんどくさいこと言う。Windows使ってたら。あれ、良くないよね。
対談内容はたいして期待してない。どうせありきたりなんだろう。でも、自分の感じているこの「感じ」を検証したい。アーカイブでも観察できる。
「なんとなく」は、人間に備わっているもので、脳の働きではない。敢えて言うなら第一感。直観。直感。
たとえば、家探ししてて。
物件内見、一通り見る。「なんとなーくいやな感じ」がする。駅近、買い物環境、学校環境など申し分ない。でも自分の中にブレーキかかる。
理由は言語化できない。
一緒に住むパートナーと感覚がぴったり合えば目見てそれで済む。合わない場合、話ややこしくなる。案内してくれた不動産担当者にも何らかの「納得できる理由」言わないといけなくなる。言えないのに。
この、第一感、直感、直観は心理学では適応性無意識と言われていて、たしかマルコム・グラッドウェルも『blink』という本出してる。「まばたき」といった意味。邦訳が『第1感』だった。
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初対面で「なんとなく、合いそう」という人とは合う。奥さんとの出会いもそうだし、JOYWOW小室由歌利とニューヨークで会ったときも、blink、瞬間だった。
逆も同じで、「なんとなく、合わなそう」は当たる。
それ、大事だ。
人間って、動物だから、持ってるんだよ。そういう能力。言語化以前に。
マーケティングやってて、気をつけないといけないと思ってる。
ニューコークの失敗は、「ブラインドテスト」したことだ。
コカ・コーラ飲むとき、「コカ・コーラを作っているさまざまな要素」も一緒に味わっている。『芸能人格付け』じゃあるまいし、目使わず味だけでは飲んでない。
そのためにコカ・コーラは昔から、「ブランドカラーの赤」や「ボトル形状」を登録商標したりしてる。「クリスマス」「太ったおじいさんサンタ」を創造したのも「コカ・コーラ的雰囲気」創造装置。
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スターバックスもそうだね。スタバのコーヒーは「美味しい」という範囲外であり、実店舗のあの全体的な雰囲気が味になってる。
人間の脳が生み出すものはたいしたことない。
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今朝の堺筋。
たいしたことない。設計図にし易い四角いビルばかりが建ってるだけ。お金さえあれば、なんとかなる。
フリーレンたちが歩く自然のほうが、よほど心には、良さそう。あの世界では、お金あっても、なんとかならないのだけど。
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お金でなんとかしようとしてる。
だれも「ワクワク」してない。
なんとなく、楽しくなさそう。
そしてこの「なんとなく」は、答えなんだ。税金使う必要、ない。