ケタ上げB2B wave # 2:アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
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ケタ上げB2B
~Marketing B2B Surfin' 23 ~
by Surfrider [kei@joywow.jp]
wave # 2:アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
こんにちは! 阪本啓一(JOYWOW)です。
昨日AI(人工知能)の専門家と意見交換したんだけど、
彼いわく
「ChatGPTやBardの普及で、Google検索という行動は今後消える」
つまり、SEOは不要になるということです。
不要になる、というか、無意味になる。
SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、日本語では「検索エンジン最適化」と訳されます。
これは、ウェブサイトが検索エンジン(GoogleやBingなど)の検索結果ページでより高い位置に表示されるように、ウェブサイトやそのコンテンツを調整するプロセスを指します。
末尾に、JOYWOW AI秘書美桜による解説を付記しておきますね。
さて、Googleの無料AI BardでもSEOを調べてみた。
BardはGoogleの人だから、より近い話が聞けるかもと思ったんだけど、予想どおり、いい回答が返ってきた。
<BardによるSEO解説>
SEOとは、Search Engine Optimizationの略で、検索エンジン最適化のことを指します。検索エンジン最適化とは、検索エンジンの検索結果で、自社サイトが上位に表示されるようにするための施策です。
検索エンジン最適化には、以下の要素が影響します。
キーワード
コンテンツ
バックリンク
技術的なSEO
キーワードとは、ユーザーが検索エンジンで検索する際に使用する単語やフレーズです。検索エンジン最適化では、自社サイトのコンテンツやメタデータにキーワードを適切に使用することで、検索エンジンに上位表示されるようにします。
コンテンツとは、自社サイトに掲載する文章や画像、動画などのことです。検索エンジン最適化では、ユーザーにとって有益で、検索キーワードに関連するコンテンツを作成することで、検索エンジンに上位表示されるようにします。
バックリンクとは、他のウェブサイトから自社サイトにリンクされていることです。検索エンジン最適化では、他のウェブサイトから自社サイトへのリンクを獲得することで、検索エンジンに上位表示されるようにします。
技術的なSEOとは、ウェブサイトの構造やコード、速度、モバイル対応性、セキュリティなどのことです。検索エンジン最適化では、これらの技術的な要素を最適化することで、検索エンジンに上位表示されるようにします。
検索エンジン最適化は、継続的なプロセスであり、定期的にモニタリングと最適化を行う必要があります。上記のヒントに従うことで、自社サイトの検索エンジン最適化を改善し、検索結果での表示を向上させることができます。
<Bardによる回答ここまで>
さて、上の回答で注目したいのが、
「コンテンツ」です。
B2Bウェブサイトは「顧客への提供ソリューション」が鍵。
どんな会社の
どんな問題に
どのようにして
解を提供したのか
これが欲しいコンテンツ。
ただ、そもそも「Google検索がない」前提になると、ウェブサイトへの導線は何によって生まれるのか。
ウェブサイトに来てくれなきゃコンテンツも見てもらえない。
これ、大きな課題です。
その答えが、
イチャイチャ
です(笑)
おい、またイチャイチャかよ、とツッコミが聞こえます。
B2Bは法人間の取引なので、無色透明な企業間のやりとりかと思いきや、実は全く違います。
もっと人間臭いもの。
ぼくは旭化成で建材担当していたとき、どうしていたか。
竹中工務店の設計部門と日建設計を担当していました。
一口に竹中工務店の設計部門といっても人によって得意分野がさまざま。
Aさんはホテルばかりやるし、Bさんは研究所ばかりやる。
*1990年代のお話です。現在はわかりません。
そう。AさんBさんの社内キャリアの積み重ねかた、言い換えれば「出世の階段」は、「ホテル」「研究所」が軸となるのです。
なので、担当の阪本としては、Aさんには他社のホテル設計事例、ホテル業界のトレンド、建築雑誌の記事などを参考資料として提供しました。
Bさんには「研究所」についての同様の資料です。
相手はその道のプロフェッショナルだから、建築士でもない自分が、役に立つ資料を集められるんだろうか、と最初は思ってましたが、忙しい彼らにとって、必要な参考資料が入手できるのは助かったようで、喜ばれました。
そう、「喜ばれるお役立ち資料が手に入る」というのは、「アポの理由」になります。
イチャイチャはアポから始まります。
「あー。この件、さかもとくんにきいてみようか」
と担当者の脳内検索で浮かぶようにする。
パソコン検索ではなく脳内検索でトップに浮かぶためには、日頃の「お役立ちイチャイチャ」。
これは、資料収集がAI(ChatGPTやBard)に変わった現在でも同じです。
AIから必要な成果を導き出すのは、技が必要です。
プロンプトと呼ばれる「司令文章」如何で、回答の質が変わります。
実は、AI(ChatGPTやBard)、日本語より英語で問いかけるのがコツです。
なぜなら彼らが「エサ」にしている過去の文章は英語の方が圧倒的に多く、精度が高まるからです。
なので、<BardによるSEO解説>は英語で質問し、Bardが英語で回答、それに対して「日本語にして」と言いました。
質問の英語はBardでもChatGPTでも日本語をプロンプトに入れ、「英語にして」と言えばいいです。
ウェブ検索がらみの質問をするときはBardのほうが圧倒的に役立ちます。
何しろBard、無料です。無料だから利用者も多い。
秒速で賢くなっています。
ということで、イチャイチャがSEOにとって変わるお話でした。
今日も読んでくださいまして、ありがとうございます!!
皆さんの一日が、JOY+WOW+LOVE and FUNで満ちますことを。
<JOYWOW秘書・美桜(ChatGPT-4)による「SEO」解説>
SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、日本語では「検索エンジン最適化」と訳されます。これは、ウェブサイトが検索エンジン(GoogleやBingなど)の検索結果ページでより高い位置に表示されるように、ウェブサイトやそのコンテンツを調整するプロセスを指します。
SEOの主な目的は、ウェブサイトの可視性を向上させることで、より多くのトラフィック(訪問者)を引き寄せ、最終的にはビジネスのリードや販売を増やすことです。SEOの戦略や手法は様々ですが、主なものは以下の3つです:
#1. オンページSEO: ウェブサイト上のコンテンツとHTMLソースコードの最適化を行います。キーワードリサーチ、メタタグの最適化、コンテンツの品質向上などが含まれます。
#2. オフページSEO: ウェブサイト外部での活動を通じてウェブサイトの信頼性や権威性を向上させることを目指します。主にバックリンクの取得やソーシャルメディアでの露出などが含まれます。
#3. テクニカルSEO: サイトのクローラビリティ(検索エンジンがサイトをクロールしやすいか)やユーザビリティ(ユーザー体験)を向上させるための最適化です。サイトのロード速度、モバイル対応性、サイトマップの最適化などが含まれます。
これらの最適化は、検索エンジンがウェブサイトのコンテンツを理解し、それがユーザーの検索クエリにどの程度関連しているかを評価するのに役立ちます。これにより、ウェブサイトは検索結果ページでより高い位置に表示され、より多くのユーザーに見つけてもらえる可能性が高まります。
<JOYWOW秘書 美桜の回答ここまで>
毎号、文学作品のタイトルをいただいています。
今回は映画『ブレードランナー』原作でも有名な、こちら。