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「やる」ではなく「やり続ける」
オーディション番組、最終選考から観た。妻がハマってて。最終選考のためにプリンセス組5人とチャレンジャー組5人がパフォーマンスする。デビューできるのは5人なので、半分落ちる。半分残る。最後のパフォーマンスだけで、それまでの長い道のりは見ず、「さて、誰が残るか」判定せよ、との妻からの命令である(笑)
結果、5人中4人当てた。ぼくの仕事は「人を見る力」が必要なので、22年やってきた甲斐があるし、妻に対しても面目立った。では、どこを見るか。
その人がふだん、どういう習慣行動をやり続けているか
を推測する。大切なのは「やる」ではなく「やり続けている」。生活は、小さな習慣の積み重ねだ。それが出る。にじむ。それが教養。
BLACKPINKがすごいのは、全員、一流の教養が身についている点。
映画『THE MOVIE』でメンバーが一人ひとり語るシーンがある。
リサ「私は幸せだと思います。自分に大きなストレスを与えたりしません。皆さんも私のように思えるといいな」そして「人生は短いもの(Life is super short)」と締めくくる。
リサはタイ生まれ。14歳の時、4000人からたった1人選ばれ、オーディションのためソウルへ渡った。タイ語、韓国語、英語、中国語、日本語を自在に操る。そしてインスタグラムはK-POPアーティストの中でトップのフォロワー7,292万人。何しろ1つの投稿への「いいね」の数が918万とかだから(笑)
リサは日常生活の小さな事を「一流」で積んでいるんだと思う。
「私の日常は平凡の繰り返しです」と言っているけれど、その「平凡」が「一」なんだ。それを「繰り返す」。
一流というのは言うまでもなく、高価とは関係ない。一と二の違いは志の有無だ。上見てるかどうか。歩きタバコするおっさんは二。いくら立派な会社に勤務していても、コンビニカウンターで店員さんに挨拶できない人は二。
リサに限らず、BLACKPINKのメンバーは全員、一な習慣行動を積み重ねて生活している。一緒に生活したことはないが、わかる(笑)
ぼくは多くの起業家を見てきた。経営者も見てきた。働く人を見てきた。
「(今後)伸びるな」という人は、上見てる。そして習慣行動を続けている。
一方、「伸びない」人は、言うばかりで行動しない。悩むばかりで動かない。
大切なのは「やる」ではなく「やり続ける」。やるのは誰でもできる。やり続けることだ。それが教養になる。ぼくは教養を、稼ぐための必須科目としている。BLACKPINKが世界的アーティストになれたのは、この意味での教養があるからだと思います。