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1,500文字の記事書いて、ギャラは

けっきょく、欲じゃねーか。

The Economist Nov 21st 2023記事

一年前ChatGPTリリース、史上最速2ヶ月で100,000,000(1億)ダウンロード記録した立役者OpenAIのサム・アルトマン退場、マイクロソフトが迎えることになった。ただホントのところは・・・という記事だが、けっきょくのところ欲の話であり、読んでてしらけた。

日経電子版見てもしらけるばかり。

2023.11.22 日経電子版

そんな中、新潟のけーたがお米送ってくれて。今年の新米。

同封されてたのがこれ。

ありがとう!

ワンちゃんのラインがいいよねー。けーたは「磨く」を得意としていて、本業はロイヤルスプーン、宮内庁御用達だ。

ぼくの財布をきれいに磨いてくれたりする(→本業じゃないよ(笑))。

ロック本出したときは記念にロゴマーク入りのカトラリーセットを贈ってくれた。

ぼくのサイン入り

何しろ新潟県燕市はカトラリーの名産地だ。使い込むほどに味が出る。

でさ。

最初のワンちゃんイラスト入りの紙とか、見てると、「欲じゃねーか」で汚れた気持ちが洗われる。けーた、いいやつなんだよ。ありがとう。

話は変わる。

いや、変わらない。「欲」の話です。

昨日から始めた「文章の書き方講座」が面白く、ついつい言葉やリズムに目がいってしまう。

NHK歌番組、ちあきなおみ『喝采』を新妻聖子がカバーしてた。彼女には合ってないキャスティングだ。しかもパイプオルガン演奏、曲の世界観と全く合ってない。これはNHKサイドのミスだね。

原曲は、これ。CD持ってたはずが、誰かにあげちゃったみたい。

いつものように 5文字
まくがあーきー 5
こいのうた   5
うたうわたしに 7
△とどいた △(タメ)込で5

見事に五七になってる。日本語は五七(五)だとリズムとして耳に心地よい。

そして次;

しらせはー          4
くろいふちどりが   8
ありました            5

「しらせはー」の四と「くろいふちどりが」八でわざと不安定にさせ、
「ありました」の五でいったん、納まるのだが、次のサビから畳みかけるように不安定文字数でドラマを生み出す。

あれはさんねんまえ 9
とめる                 3
あなた                     3
えきにのこし            6

うごきはじめたきしゃに 10
ひとりとびのった              8

ひなびたまちの  7
ひるさがり            5
きょうかいの         5(kyoで2)
まえにたたずみ      7
もふくの               4
わたしは               4
いのることばさえ   8
なくしてた            5

あれ? なんでこんなに解説してんだろ。これ、『文章の書き方講座』レジュメじゃないよね?(笑)

あ、そうそう。

この曲のヒロイン(語り手)も、「ある種の欲」で汽車に飛び乗ったわけだけど、でも、令和のいまの「欲まみれ」とは種類が違うよね?

あるプロのライターが「ものは試し」と、クラウドソーシングサービス(クラウドワークスとランサーズ)に登録、「初心者歓迎! 指定するテーマの記事を書いてください」に応募した。ギャラいくらだと思います?
1,500文字の記事書いて、ギャラは




いくらだと思います?

300円。


一文字あたりに換算すると;
300円÷1,500=0.2円

300円だとぼくの好きなカステラ、セブンで買える(278円)が、スタバでは何も飲めない。
     

0.2円。いま書いてるこの記事が現時点1461文字なので、292円しかもらえないことになる。

これって、知性への冒涜じゃないか?

でもこの超廉価ギャラでも仕事を請け負うフリーランスライターが存在するから成立しているんだろう。

この、「いくら安くても、自分の知性への冒涜でも、受けます」という姿勢もまた、「つまらない欲」だと思います。

やむにやまれず、損得わからないけど、汽車に飛び乗ってしまう思い。

こちらの方を、ぼくは大事にしたいと思います。
同じ欲でも。

ともあれ、なんだかんだあるけど、世の中ホリーデーシーズン。
楽しみましょう!! その思いを込めて、今日のアイキャッチ画像にしました。

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