![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/146167863/rectangle_large_type_2_75e77c29ea8e829cd4d92dae3f9d5ac9.jpeg?width=1200)
おもろくする
滋賀県守山市立図書館で『ビジネスを育てる』復刊記念勉強会をMAIDObeingメンバーが企画・準備・開催してくれた。
会場に入ると自分が立っててびっくり。
![](https://assets.st-note.com/img/1720072744479-Zwq9dfXSQ6.jpg?width=1200)
この看板、終了後懇親会二次会にまで参加したらしく
![](https://assets.st-note.com/img/1720072779511-CO3Ejvlwqn.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1720072787100-uIkETEGGS9.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1720072794439-jms1t5CYbA.jpg?width=1200)
などとごきげんに遊んでたようだ。
MAIDOメンバーに引き取られ、いまは福井で楽しく過ごしているようである。
さて;
「あなたは何を売っていますか?」
の質問には簡単に答えられるよね。
では
「あなたはなぜそれを売っているのですか?」
はどうだろう。
人それぞれだけれど、これ、商品企画にも重要な「根っこの問い」で、ぼくの場合は「面白いから」。
おもろいから、やってる。
義務とか、使命とか、そんなんじゃない。
どいしゅぽんとしゅ(通称どいぽん)がビッグ・ウェンズデー大阪 in 中央公会堂に来る。
せっかく沖縄から参加してくれるんだから、前日はJOYWOW仲間のカフェでライブやったら面白いんじゃない?・・・ということになって、急遽決まった。
着席だと20名が限界とのこと。
それだけじゃ面白くない。どうすれば面白くなるか。
着席、ワンプレートおつまみ、ワンドリンク付きの席・・・A
どいぽんのライブは、お客さんも巻き込んで、一緒に音を創造していく。
ならば
ノリノリ演奏参加席(立ち見&ワンドリンク)を用意しよう。10人はいけるだろう。言い換えれば「立ち見」なんだけど(笑)・・・B
キッチンで楽しめる席(つまみ食い&つまみ飲み自由、皿洗いつき)
というのも面白い。簡単に言えば、キッチンで皿洗いとか、こまごました雑用をしながら、漏れ聞こえる音楽を楽しむ・・・C
まあでも、この席が、一番ライブのその瞬間、その時間を身体経験できるわけで、お値打ちといえる。
「身体経験」が高い順に価格をつけるとすれば
C席 5,000円
B席 4,000円
A席 3,000円
になる。
早速シュミレーションのスプレッドシートを作ってみた。
![](https://assets.st-note.com/img/1720075086123-N79TbIT6Fk.png?width=1200)
A席(着席)は20席なので 20×3,000円=60,000円
B席(立ち見)は10人として 10×4,000円=40,000円
C席(キッチン)はあまり多くても仕事にならないので限定3名とし、3×5,000円=15,000円
A、B、Cすべて満席として合計115,000円の売上が見込める。
これが仮に着席のみだとすると60,000円にとどまっているからその日の売上がざっくり2倍に育ったわけだ。これは「売上を大きくしたい」というのが根っこにあるんじゃなくて、ただ「面白くしたい」と思ってやってみたらこうなった。
・・・と仲間うちで面白おかしく話していたら、早速
「キッチン」1席
「立ち見」1席
「着席」2席
が売れた。合計15,000円。
立ち見は、ウッドベースを演奏する人で、「どいぽんと一緒に演奏できる!」が強烈な「引力」になったみたい。
ふつうの商品は売れない。
おもろい(企画した本人が面白がっている)商品は、売れる。
体感しました。