秒速
目覚めた、仕事のできる人たちに共通しているのは「秒速」ということ。
仕事の速度、返信速度、意思決定、すべてが速い。
商いに関しては「スローなビジネス」を提唱しているけど、ぼくも秒速だ。
秒速にできているのは、「いつもいる場所」が大事で、それはスマホ。
ぼくはスマホに住んでると言っていい。
遅いひとはたいていパソコンベースだ。
お役所や大きな企業にお勤めのひとはほとんどがパソコンにいる。
そして、くっだらない座席表とか机配置のような資料でさえzip圧縮し、別メールで「さきほどのファイルのパスワードは」と言ってくる。
そもそもメールベースで仕事してることからして、遅い。
メールって、遅いよね。
LINEとかフェイスブックメッセンジャーだったらスタンプや「♥」マークで済んでしまう返信が、わざわざ文章書かなきゃならない。
しかも、いま、多くのひとのメーラーはスパムで溢れてるはず。
少なくともぼくのメーラーは破綻してる。
<重要>【My JCB】ご利用確認のお願い
とか
とかで溢れてる。全部スパムだ。
そもそもぼくの親しい仕事関係者は誰一人としてメール使ってない。
Slack、Yammer、フェイスブックグループ、そしてLINE。
すべてスマホで済むし、スマホのほうが使い勝手良い。
銀行アプリで振込するし、ネットショップの注文もアプリでチェックしてる。
ぼくはiPhoneのメールアプリ削除しちゃったもん。未読処理がめんどくさくて。
速い、というのは経営資源、特に「自分の時間」の回転速度を上げられる。
自分の時間だけは貯めておけないし、使いようで生産性、アウトプットがまるで変わる。
速度を上げることで、仕事仲間を楽にすることになる。
「ええか。はたらくって、はたを楽にすることやで」
新人時代、先輩に教えられた。
本当だと思う。
なかなか返信してこなかったり、必要な資料をくれなかったりするひとがいる。「遅めのひと」は100%、商売を育てられない。
まして未来を創るクリエイティビティなど、生まれてこようはずがない。
秒速で、行こう!