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楽しむ・周りの人を親切に助ける
本来は科学者なのだが環境庁長官を指名された。ある失態のため大統領からクビを言い渡された。気まずくて同乗の家族に言い出せないまま車を走らせていたら急に流れが止まった。何事かと外に出てみたら・・・・
国会議事堂が爆破。
そこには社会見学で娘がいるはずであり、彼女を家族でピックアップするために車を走らせていたのだ。周辺にパニックが静かに広がり始め、車が詰まってて動かない。彼は走った。走った。走った。崩れ落ちる国会議事堂へ。
大統領も総理も主要議員も全員犠牲になった。
大統領の席を空けておくわけにはいかない。憲法に従い、指名されたのが、何と、環境庁長官の自分。いまから60日間、大統領を務めなければならない。最初の仕事は、戒厳令公布へのサイン・・・。
たまたまNetflix観てて、次の番組にしようとしたらティーザー動画が流れ、そのまま見始めて、ハマった。もう、韓国のエンタメ作る力は、ドラマであれ、バラエティであれ、日本の比ではない。俳優陣も底が厚いし、日本のように「またこの人が出てるの?」が、ない。主役のチ・ジニは『宮廷女官チャングムの誓い』『トンイ』出演の名優。
話、変わりまーす。
この世の生を終え、あっちの世界に行った時、神さまから2つの質問をされる。たった2つだけ。それは「どれだけお金を儲けましたか?」「どこまで出世しましたか?」「どれだけブランド品を手に入れましたか?」「フォロワー数、100万人に達しましたか?」「どんなかっこいい車に乗りましたか?」
ではない(笑)
一つは「楽しみましたか?」
そしてもう一つは「周りの人を親切に助けましたか?」
楽しんだかどうか、というのは、テーマパーク的な楽しさだけではなく、たとえばぼくでいうと、5歳の時両親が離婚し、オカンに連れられて風呂のない三畳六畳のせまーい文化住宅に引っ越した。文化住宅っていうのは、こんなイメージね(写真はあくまで感じを伝えるためのものです)。
風呂ない、音、筒抜け、プライバシーも何もない中で勉強したものだけど、でもぼくはこれを苦労とは思わなかった。やがて向かいの男子独身寮からオカンの一回り年齢下の「おにいちゃん」が家に住み着く。まー、働かない人でね。ギャンブル(パチンコ、競馬、競輪)大好き、お酒大好き、酒癖悪い。彼の「おかげで」ぼくはギャンブル一切しないし、借金もしない、酒もいい酔い方を心がけてる。
結論、ぼくは一般的には「マイナス」とされる要素を与えられたのだけど、「マイナス」とはせず、楽しい幼少時、青年期を送った。やがて会社命令で転勤になり、広島でひとり暮らしを始めた。これもみんな生まれる前に自分で書いてきたシナリオ通りなんだろうけど、そのおかげで中国五県(広島、岡山、鳥取、島根、山口)、さらには九州ともご縁を持てた。
楽しんできた。いまも楽しんでる。
さて、もうひとつ。「周りの人を親切に助けましたか?」これ、自信ない。これからの課題やね。
だからさ。商売やってる人はやっぱりお金のことがとっても気になるだろうけど、でも、それって、あくまで付帯条件に過ぎない。脇役なんだ。
「楽しむ」「周りの人を親切に助ける」をやるための舞台装置だと思いましょう。