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ほのぼの童話(11) けんたのヴァイオリン
(画像/https://illust8.com/contents/2738) 「けんたー、何してるの。もうレッスンの時間でしょっ」 (いけねっ) おかあさんの声に、けんたはあわててヴァイオリンのケー…
ほのぼの童話(9) 「涙」
(写真/https://yonbo-df.com/tombo45/) お地蔵さまの縁日で有名な大草村に、トヨとヨンボという、二人の若者がおりました。 トヨは働き者で、朝早くからお日さまが伊勢…
オットー・クレンペラー&コンセルトヘボウ管弦楽団、アムステルダム・コンサート 1947~1961
(24SACD)
まだ聴き始めたとこですが、やはり他には得難い物凄い、そして余りにも人間臭い指揮者だったんだ、と驚愕しいます。少し前VENIASから72枚組のライブCDが出た時、それまでのクレンペラー感がぶっ飛び、「これは只者ではないな」と思ったのですが、今回のコンツエルトゲボウのより良い音質のライブによって、その思いは確信へと変わりました。やはりオケが上手い!味わい深い音色・パワーを持つ奏者達
原荘介「あやつり人形」
(コロムビア AF-7094/1981.12リリース)
ギタリストとして著名な原荘介が1981年12月に初めてリリースしたボーカル・アルバムで、彼独自の世界を繰り広げています。ジャケット画は絵本作家・おぼまことによるもの。小椋佳のアレンジで知られる小野崎孝輔が4曲の編曲をつとめているのも、見逃せません。
「あ〜、小野崎ストリングスだ!」
と思わず溜息を吐いてしまう、素晴らしい響きです。
原の自作
はたなかまさる「旅立」
自主制作30cmLPレコード(500枚限定)
なぜ、このレコードを持っていたのでしょうか?
恐らく40年近く前、仕事で訪れた福井の小さなレコード店で、モノクロのシンプルなジャケットに惹かれ購入したのでしょう。
今久しぶりに聴いてみて、その素朴な「うた」に改めて強い感銘を受けました。そう、このレコードには紛れもなく懐かしい「70年代の香り」が込められていたのです。
はたなかまさるは福井のシンガー
LPレコード「となりきんじょ」ロマンティック☆マシーン
1976年7月にベルウッド・レーベルからリリースされた二人組フォーク・グループ「となりきんじょ」の、唯一のLPです。
ベルウッドといえば、あがた森魚やはちみつぱいなど先駆的・個性的なアーチストが多いイメージがありますが、この「となりきんじょ」は実にオーソドックスで素直なボーカルのグループです。その美声とハーモニーは「とんぼちゃん」を思い起こさせますが、彼らほど曲にインパクトがあるわけでなく洗練さ
真木不二夫をご存知ですか?
昭和20年代を中心に活躍した歌手・真木不二夫のCDが、何と30年ぶりにリリースされました。
現在完全に忘れ去られていますが、真木は間違いなく全ての流行歌手の中で、最も美しい声の持ち主です。真木不二夫に魅せられ、彼のホームページ、ディスコグラフィーまで作ってしまいました。
http://www.medias.ne.jp/~pas/makifujio.html
ぜひご覧ください!
ほのぼの童話(11) けんたのヴァイオリン
(画像/https://illust8.com/contents/2738)
「けんたー、何してるの。もうレッスンの時間でしょっ」
(いけねっ)
おかあさんの声に、けんたはあわててヴァイオリンのケースを抱きかかえました。
「もうじき発表会なんだから、ちゃんと練習しなきゃだめでしょっ・・・もう、毎日ゲームばっかりやってるんだから」
「だって・・・」
(ヴァイオリンよりゲームの方が、ずうっとおも
ほのぼの童話(9) 「涙」
(写真/https://yonbo-df.com/tombo45/)
お地蔵さまの縁日で有名な大草村に、トヨとヨンボという、二人の若者がおりました。
トヨは働き者で、朝早くからお日さまが伊勢の山並みの向こうに落ちるまで、毎日小さな畑で一生懸命働いておりました。
一方のヨンボはといえば、働くことが大嫌い。毎日村人たちと、賭け事に明け暮れていたのです。
でも、二人は大の仲良しでした。
ある日のこ
前田憲男の名アレンジが光る!チェリッシュの1976年のベスト・コレクション
チェリッシュ1976年リリースのベスト盤・2枚目は、それまでのヒット曲10曲を前田憲男氏がオーケストラに編曲し、当時分裂騒動直後の日本フィルとレコーディングしたものである。絶頂期の悦ちゃんの歌唱も素晴らしいが、ここでの前田氏の編曲は圧巻! 「ひまわりの小径」では、何とチャイコフスキー「白鳥の湖」の「4羽の白鳥の踊り」を前奏に使うなど、まさにやりたい放題。「愛の終末」でのダイナミックなオーケスト
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