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前田憲男の名アレンジが光る!チェリッシュの1976年のベスト・コレクション
チェリッシュ1976年リリースのベスト盤・2枚目は、それまでのヒット曲10曲を前田憲男氏がオーケストラに編曲し、当時分裂騒動直後の日本フィルとレコーディングしたものである。絶頂期の悦ちゃんの歌唱も素晴らしいが、ここでの前田氏の編曲は圧巻! 「ひまわりの小径」では、何とチャイコフスキー「白鳥の湖」の「4羽の白鳥の踊り」を前奏に使うなど、まさにやりたい放題。「愛の終末」でのダイナミックなオーケストレーションはハンパではなく、オーケストラも完全に本気を出している。
後年、前田氏が名古屋フィルに来演された際、このアルバムを絶賛したのだが、
「そんな仕事したかなあ…全然覚えてないよ」
だって! 私は前田氏特有の「照れ隠し」と見た😄