アナログ絵制作記⑧宇宙と一体化する
日本画を制作しているほぼリアルタイム記録です。
※前回の記事にて用語や手順を混ぜたところ、かなりごちゃついたので反省しています。読みづらくてすみません。
なので、記録では今日やったことに絞ります。
技法や手順については別途記事を用意する予定です。
よくわかんないところがあると思いますがご容赦くださいまし
今日はドーサをつくってドーサを引きます。
ドーサは滲み止めのための液体で、刷毛で紙に塗ります。ドーサを引いた状態の和紙(ドーサ済和紙)も市販されています。
準備
紙の表面に刷毛でドーサを引きます。
ちなみにわたしはこの作業がめちゃくちゃ下手です。
注意点があって
・刷毛を動かす方向は片面につき一方向
・刷毛の重みだけで引く
・速度ゆっくりで紙にしみこませる
なんですが、わたしは刷毛の重みでゆっくり進ませるのが苦手です。
ふとしたときに力が入ってしまいます。まだまだ修行が足りない。
ということで今日の対策は「自分が宇宙と一体化してるイメージ」です
太陽系の惑星図の背景にいる感じですね。
わたしの存在を……消し去るッッ……!
刷毛だけが動いているッ…!
…悪くなかったと思います。思いたい。
表面を引き終わったら乾燥させます
その間に、木製パネルに捨て糊という作業をします。
捨て糊のあとはドーサ済の和紙をパネルに水張りします
ドーサが乾いたら裏面を引いていきます
さ、何をしているかわかりにくくなりましたね!
今日やったことを図で見てみましょう
作業は定食を作るのに似ています。
肉じゃが煮込んでる間にお味噌汁と炒め物つくるような感覚です
今日はここまで!
明日は紙張って、身体を休ませられたらいいなと思います。
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