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聖徳太子・千四百年の真実

いまさらですが、あけましておめでとうございます。
本年初めての投稿です。

さて、いきなり宣伝ですが、昨年末に展転社より発売となった相澤宏明著『聖徳太子・千四百年の真実』の巻末に「水先案内」として聖徳太子研究の整理と簡単な本書の解説を書かせていただきました。

聖徳太子の評価は時代によって移り変わりがあり、一定しません。
中世の時代には「聖徳太子信仰」が高まりましたが、江戸時代には批判的な意見が見られるようになります。明治維新があって近代以降は紙幣の肖像にもなり評価は高まりましたが、それも今や昔となり、今日では教科書からその名前が消えそうにもなって、その評価は低下気味と言えるでしょう。
本書は政治、国体、仏教と多角的な視点で聖徳太子を語りつくし、いま改めて聖徳太子とはいかなる人物であったかを考える縁となる良書ですので、是非みなさまお手に取ってお読みいただければと思います。

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