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甘えは期待になり やがて依存になる 結局 自分軸の人が人間関係を良好に運ぶ

人は群れの生きものですが、
それぞれは独立した存在です。

病気になったら病院に
行く事もありますが、
体を治すのは医師では
ありませんし
薬でもありません。

自分の体は自分持ちです。

医師は病名を付けて、
薬を選ぶ職業の人です。
薬は、症状を一時的に
緩和させるだけで、
病気を根本から治す薬は、
この世には存在しません。
自分の治癒力、
免疫力だけが、自分の
体を治せます。

何かを学ぶ時、
誰かを師として仰ぐ事は
よくありますが、
そのまま工夫がなく、
師匠の真似ばかりだと、
自分の頭で考える事が
面倒になってしまい、
依存や支配の関係に
なります。

同じ立場の
友人関係でも、
「期待通りに動いて
くれなかった」
「もう少し、
こうして欲しかった」
「私にもお礼くらい
言ってほしかった」
「少しは自分を褒めて
欲しかった」など
相手に期待する気持ちは
甘えや依存心の表れです。

友達に、
「これから何を食べに行く?」
と聞かれて、
「何でもいい」と
答えてる人と
聞いている人は
甘えと依存の関係です。

本来なら
「ラーメンを食べたいけど
一緒にどう?」
「いいね、僕も食べたい」か、
「私は今日は、
牛丼が食べたい」が、
正常で良好な友人関係です。

相手がどうしようと
何と言おうと、
自分は自分、人は人です。

人に合わせる事が
良好なチームワークや
人間関係の秘訣だと、
勘違いをしている人が居ます

「空気を読む」や
「気を使う」も、
必要な場面はありますが、
本質的には
期待や依存の関係です。

相手に
「お前はバカだ」と言われても
本人がまったく
そう思っていなかったら
怒る必要も無いし、
「違います」と言うだけです。
傷つく事もありません。

人に流されて
「少しはそうかも」と
思ってしまうから、
「指摘しないで欲しい」と
怒りが起きるし、
傷ついて、
落ち込む事になります。
事実でないのに
反省したりする人も居ます。

自分をしっかり持っている人は。
人の意見に左右されないし
「そんな言葉を言うな」
という気持ちは、
相手に対する期待や依存
からの感情です。

元々、他人の事は1ミリも
変えられないのに、
何とか自分の思い通り
動いてほしい、
と考えるのも、
依存心から生じる感情で、
後で現実とのギャップで
苦しむ事になります。

他人が思い通り動いた場合は、
偶然同じ考えだったか、
あなたが相手に、
よほど怖がられたか
尊敬されている時です。

人間同士のトラブルは、
大抵、人を変えようとしたり、
お節介をして、
人の領域に、土足で
踏み込んでいる時です。

人間ですから、
時々、誰かに甘えたい
気持ちや、依存したい
気持ちが芽生える事も
あります。
そんな時は、
「誰かに甘えている」
「依存している」と、自身が
しっかり認識している事が
重要です。
それが無意識になると、
不本意な予期せぬ、
依存や支配の関係が
出来上がり、後で後悔する
事になります。

親子でも、兄弟でも、
夫婦でも、上司や部下でも、
師匠や弟子、
友達でも、
自分軸で、お互いに
しっかり意見を言える関係が、
長続きして、信頼関係がある
正常な関係と言えます。

読者の皆さんに、
良い事が
雪崩のように
起きますように。


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ヒロ 月島
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