今度は 洗濯洗剤と柔軟剤をやめてみた その後に起きた意外な結果
先日、
「ある日、
ボディーソープをやめてみた」
という記事を上げました。
その後も、色々な効果が
あったので、
今度は洗濯洗剤も、
違った角度の見方も
あるのではと、
色々、調べてみました。
洗濯洗剤で
印象的な出来事は、
1977年、琵琶湖の「赤潮」の
大量発生問題です。
生活排水から、
「リン」や「窒素」などの
栄養分が流れ込んで、
湖が冨栄養になり、
植物プランクトンが
大量発生して、
酸欠で魚介類が死滅したり、
悪臭が発生した問題です。
その結果、
家庭用洗濯洗剤の「リン」が
問題になり、
各メーカーが「無リン」を
うたった商品がお店に並んだ
事を覚えている方も
多いと思います。
僕は、環境も大切ですが、
どちらかと言えば、
自分の健康や、生活の向上に
興味があるタイプなので、
自然環境はメーカーさんや
環境活動家におまかせ
する事にします。
僕はナチュラリストでも
ありませんから、
何でも自然のものが
良いとも思いません。
そこで、
そもそも、洗濯洗剤や
柔軟剤とは何なのかを、
今回は、皆さんと考えて
みたいと思います。
江戸時代はもちろん、
洗剤など無く、
川べりや井戸端で洗濯板での
水洗い、あとは、木を燃やした
灰を使って、汚れを
落としていました。
その原理は、
衣服に着いた体の皮脂分は
酸性で、それを中和させ
落とす、アルカリ性の
灰を使った生活の知恵でした。
すると、洗剤でなくても
アルカリ性のものなら、
何でも良いわけです。
まさか、灰を洗濯機の中に
入れるわけにはいかないので、
アルカリ性で、
体に害のないものを、
探してみました。
そして、見つかったのが
「過炭酸ナトリウム」です。
聞きなれないかもしれませんが、
「酸素系漂白剤」と言えば
分かりやすいと思います。
そんなもので洗濯しても
大丈夫?と言われるかも
しれませんが、
これが思いのほか
いいんです。
価格がやや高いので、
ネットで調べると、
大袋売りではグッと価格が
下がる事が分かりました。
毎日使うものですから
価格も重要です。
僕はこの商品を、
10kg3190円で
買っているので、
1回の洗濯40~50gで
13~15円くらいです。
市販の液体洗剤だと、
1回の洗濯で、
おそらく30~50円くらいです。
使い心地は、通常の洗濯なら
全く問題ありません。
汚れも、良く落ちます。
汗のいやな臭いは、
洗剤よりも綺麗に取れますし、
部屋干ししても変な臭いは
ありません。
特に雨模様の日に実感します。
余計な香りもありません。
油じみには少し弱いですが、
しつこいものは、
固形石鹸をブラシで刷り込んで
予洗いをすれば問題なく
落ちます。
特に良かったことは、
洗濯槽のカビが、
すっかり消えた事です。
考えてみたら、
「洗濯槽カビ取り剤」
の成分は、この
過炭酸ナトリウムです
洗濯しながら、
毎日少しずつカビ取りしている
わけです。
もう3年以上、
毎日これで洗濯
してますが、衣類の痛みや、
柄物の色落ちもありません。
もちろん手荒れや体への
害もありません。
一度に、大袋購入は、
勇気がいりますので、
試しに、市販の
「酸素系漂白剤」を、
1回、40~50g入れて、
洗剤を入れず、洗濯してみると
よいでしょう。
ついでに僕は、柔軟剤もやめて
しまい、100均の「クエン酸」を
水に溶いて柔軟剤代わりに
使っています。
経費節減にもなり、
タオルで実験すると
分かりますが、
とてもふっくらと仕上がります。
余計な香りもありません。
生活の当たり前を、
改めて少し見直してみると、
新たな発見や、
驚きが生まれます。
読者の皆さんに、
良い事が
雪崩のように
起きますように。