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『Japan』
今週末、インドは国内最大規模の祭日ディワリに突入する。
そのディワリを祝うように、11/10(金)に面白いタイトルのタミル映画が公開された。
その名も『Japan』。
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日本人なら見逃すわけにはいかないということで公開初日に観てきたが、「日本」は全く関係がなかった。
主演は人気俳優の Karthi 。
タミル版大河映画『Ponniyin Selevan』では、王子の忠臣Vanthiyathevanを好演した。
『Japan』のあらすじとしては、20億ルピーの宝石を盗み出した大泥棒「Japan」が警察から逃げる、というもの。
映画のタイトル『Japan』は、Karthi演じる大泥棒の名前から来ているというわけ。
ちなみに作中でJapanが「日本は第二次世界大戦で負けて壊滅させられた。でも、そのあとに前よりも強くなって戻ってきた。だから俺は「Japan」と名乗っているんだ!」みたいなことを言っていて、この映画と日本との繋がりはそれだけだった。
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で、映画の感想だが、正直に言って面白くなかった。
さりとて、退屈すぎるということもなかった。
よくできた夢を見ている感じだった。
作中の一つ一つのエピソードのつながりが弱かったり、登場人物のキャラが立っていなかったりしたように感じた。
また、本作はアクションコメディということだが、そこまでコメディ色が強いわけではなく、中途半端な印象を受けた。
コメディ路線を貫くか、反対にカッコいい映画として演出を工夫すれば面白い映画になったと思う。