インドのローカル床屋
昨日から、長期休暇に突入した。
来週の月曜日から旅に出る予定なのだが、ぼくは長期休暇の初日に必ずすることがある。
散髪である。
髪型にはこだわりがないので、特に細かい要望は告げずに、「とにかく短くしてくれ」と頼むことが多い。
こだわりがないので、当然、切ってもらうのはローカルの床屋である。
というわけで、本日は、インドのローカル床屋で髪を切ってもらった話。
インドのローカル床屋は初体験。
ただ、インドネシアに住んでいた時も、いつもローカルの100円カットを利用していたので、インドの床屋も同じような感じだろうと見当はついていた。
まずはビフォーの写真。
とりわけ長いわけではないが、風呂上がりに髪を拭くのが面倒になってくるレベル。
ぼくは少し富士額気味なのだが、なぜか髪が突き出しているところにつむじがあって、これ以上髪が伸びると、前髪が変な感じになってしまう。
さっそく、目星をつけておいた床屋に突入。
カットのみで110ルピー(約150円)。
「カットのみ」というのは本当にカットのみで、カット後のシャワーすらない。
椅子に腰掛けたぼくは、「Cut only, very short, up to you!(カットだけ、めちゃくちゃ短く、あとは任せた!)」と男らしく言い放ち、成り行きに任せることにした。
インドネシアでも同様だったのだが、カットの際に使用する道具はほとんどバリカン。
95%がバリカンで、3%がカミソリ、2%がハサミである。
さて、仕上がりがこちら。
すごい坊主!
ぼくは坊主が好きで、小さい頃から坊主にすることが多かったが、今回は人生最短レベルの坊主である。
遠目で見るとかなりの坊主で、仏教寺院をウロウロしていたら、うっかりお布施をもらってしまいそうな感じだ。
ちょっと困惑しているが、旅に出るときはできるだけ身軽な方がいいので、これはこれで悪くないと思っている。