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自己肯定感マイナスレベルな私の子供時代と、自分にかけてあげたい言葉

なんでこんなに自己肯定感が低いんだろう?と考えると
原因は子供時代にあったんじゃないかと
この1年間考えに考えて辿り着きました。

そんな私の子供時代について紹介し
子供の時の私にかけてあげたい言葉を書いていきたいと思います。

私の子供時代

私は、平成の最初に程よい田舎で生まれました。
小さい頃は、お姫様に憧れる可愛いものが大好きな
大人しめな女の子でした。
幼稚園の間中は兄が入院しており、母も付きっ切りで病院にいたため
祖父母とともに日常生活を送っていました。

小学校に入り、兄が亡くなり一人っ子になりました。
葬儀等が終わって登校すると、クラスの子たちがどっときて
「お葬式どうだった?!」なーんて聞かれたりしました。
なんか一気に冷めたというか、、、
悲しいを通りこした無の感情を抱いた記憶があります。

ですが、家が明るくなるように頑張らないと!と子供ながらに思い
家でも学校でも頑張ってしっかり者役を演じていました。
それが周囲からは大人びて見えたのか、そこから中学卒業まで
学級委員や委員長をやらされ続けることになります。
クラスで浮いた子がいれば、
「あなたから声をかけて一緒にグループを組んであげなさい」
「あなたはよくわかる子だから。我慢できるよね?」
と先生から言われるのは日常茶飯事でした。
もし今の自分が子供の頃の自分に会えるのなら、我慢しなくていいんだよ。
悲しいって言っていいんだよ。と言ってあげたい。
でも周りの大人(学校の先生)にそんな人は誰一人いませんでした。
小学校最後の1年は、もう限界がきていて、休み時間は一人読書をして
過ごしました。
完璧でいないといけない自分にも疲れ、誰からも見られないようになりたい
と思った時期でした。

中学では気の合う子がいたので、小学校より楽しく過ごせました。
兄が亡くなった頃から、悲しいことがあってもへらへら笑って
表には出さない癖がついていました。
だからでしょうか。自分は仲良くしたいと思っていた子に
「いつもへらへらして悩みなさそうでいいよね、一人っ子だしいいよね」
と言われたことがとてもショックだったな~ということを憶えています。

中学の成績は常に片手に入るほどだったので
高校は県内でもトップクラスの進学校に進みました。
が、しかし。我が家は両親も親戚も大学を出ていないタイプの家系なので
高校に入ったらもうおーわり♪だと思っていました。
「うちの高校で大学行かない子はいませんよ」と最初の面談で言われて
大学とは・・?となりました。
英語が大好きで唯一成績が良かったので、雑誌で見た翻訳家になりたいと
思って親に「翻訳家になりたい!」と話してみたところ
「夢みたいな話しないで!ばかみたい!やめてやめて!!あと、うちは家から通える国公立しか行かせれないからね。留学なんて無理に決まってる。もう二度と変なこと言わないで」と言われ撃沈。。
当時奨学金等の制度も知らないし、子供にとって身近な大人の言うことって
すごく心に刺さるんです。「親に言われたぐらいで」って思う人もいるかもしれませんが、「親の言うことは絶対」と刷り込まれていたから。

そうして、文理選択の時に
「お前の英語は理系に行ってこそ発揮できるんだ!」なんて
数学担当の担任に言われ、もうどうでもいいやと思って理系に進みました。
結果、夢も何もない私はその後成績はがた落ち。
家から通える地方国立大へ通うこととなります。
「旧帝大までに行けなかった卒業生は落ちこぼれ」扱いになる風潮が
あったので、そこからずっと「落ちこぼれた自分」と生きていくことに
なりました。


10代までの私に今の自分が会えるなら

悲しいのに、無理して悲しい気持ちを隠す必要はないんだよ
私よりあの人のほうが悲しいんだから、私は悲しんじゃいけない
とかそんなことはないんだよ
今悲しいのを我慢して乗り越えたとしても
あとで大きな悲しみになって戻ってくるから
今精いっぱい悲しみなさい

それに、嫌なら嫌っていえばいいんだよ
我慢できることもすごいことだし
同時に、嫌なことを嫌と素直に言えることもすごいことだと思う
誰かが決まって我慢しなきゃいけないはずなんてないんだから
もっとわがままいって!!

やってみたいことを我慢する必要もない
届かない夢でも、反対されても、やってみたらいんだよ
目指す中で違うことに出会えるかもしれない
何か変わるかもしれない
なにより、目標を持つことは生きる上でとても素晴らしいことだと思う


書いてみて思ったこと

過去は変えられないけど
当時の自分が大人に何て言ってもらいたかったのかがわかって
子供の自分自身を少し慰められるような気がします。

こうやって少しずつ自分を慰められたらなと思います。

1時間後に娘のお迎えに行かなければならないのに
涙で目がパンパンになっています。笑

長い文章、もし読んでくださった方がいましたら
ありがとうございます!





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