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食後にさっぱり!爽やかゼリーレシピ(グルテンフリー/植物性)
ふるふるゼリーを植物性で作る
暑い季節は冷んやりスイーツが恋しくなります。
箸休めやお口直し、食後の軽いデザートや
ほてった時のクールダウンにもおすすめなのが、
さっぱりとしたゼリー♪
昨日紹介した
エルダーフラワーのパンナコッタ・レシピ
と同じ材料、
苺とエルダーフラワーコーディアルで作る
簡単な爽やかゼリー・レシピです。
ゼリーといえば通常ゼラチンを使いますが
植物性に作りたいので寒天を使用します。
寒天のみだとゼリーらしいふるふる感を
出しにくいため、葛粉(コーンスターチOK)を
あわせることで程よい食感へと調整しやすくなります♧
材料
作りやすい分量
○苺 正味120g程
●水 500ml
●きび砂糖 30g
●葛粉(又はコーンスターチ) 4g
●寒天パウダー 2g
◉エルダーフラワーコーディアル 100ml
◉レモン果汁 大さじ1杯(15ml)
☑︎甘さ控えめの味付けなので、もっと甘いのが好きな方は味見をしながらきび砂糖の分量を増やし調整してください。
手順
①寒天&葛粉を煮るための準備。
鍋に●の材料を全て加えよく混ぜる。
※煮る際にダマになるのを防ぐため、5分以上放置。ここで寒天、粉と水分をしっかり馴染ませます。
②苺の用意。
苺はヘタ付きのまま洗い水気を拭き取る。
ヘタを切り取りお好みの形に切って、ゼリーを固める容器へ入れる。
③寒天&葛粉を煮る。
※寒天はしっかり火にかけることで良く固まるので大事な作業です。
後に加えるエルダーフラワーコーディアルは計量し、レモン果汁とともに手元に置く。
タイマーを3分にセットし、すぐスタートできる状態にしておく。
手順①をもう一度よく混ぜてから中火にかける。
鍋肌がふつふつ沸くまでゴムベラなどを使い絶えず混ぜ続ける。沸いたら弱火にし、セットしておいたタイマーをスタートする。この間も手は止めず混ぜ続ける。
時間になったら一旦火を止め、エルダーフラワーコーディアルとレモン果汁を加え良く混ぜ合わせる。
④固める。
苺の場合は熱による食感・色の変化を防ぐため、③の温度を40度位まで冷ましてから(寒天が固まり始めるのは50度)、果肉が入っている容器へ流し込む。
※鍋底を冷たい水に浸して絞った布巾の上へのせ、ゴムベラなどで大きくかき混ぜ続けると緩やかに温度を下げやすく作業もしやすいです。だんだんとろみが出てくるので、指を入れてぬるく感じる温度になればOK
液体と果肉を馴染ませるように何度か混ぜてから、果肉のバランスを整える。冷めて固まるまで放置する。
表面が固まったら、ラップフィルムを表面にぴったり貼り付くように被せる。粗熱が取れたことを確認してから冷蔵庫へ入れ、半日以上しっかり冷やす。
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写真の盛り付け方は、ゼリーをスプーンで軽く崩しながら器へ入れました。崩さず盛り付けても良いと思うのでお好みでどうぞ♪
なぜあえて葛粉を使うのか?伝統的な和製ハーブ「葛」
秋の七草にも登場する葛は、
日本で古くから親しまれてきた和製ハーブのひとつ。
風邪のひき始めに〜でおなじみの葛根湯も
葛から作られていますね。
葛を使った和菓子は、効能うんぬん関わらず
日ごろから味も食感も大好きです。
それでも、ただおいしいだけではなく、
夏にはつるんとひんやり
「適度に身体の熱を取りつつ冷やしすぎない」
というハーブならではの絶妙な働きをしてくれます。
日本は特に冷房で室温が低すぎる場所も多い
と思うので、冷たいものを食べがちな夏の方が
意外と冷え性を悪化させてしまう可能性も。
ですので、外は蒸し暑くツライ夏でも
冷やしすぎないように意識して過ごすことが
からだのために大切だと思っています。
冬はとろとろの葛あんを摂ることで
身体が芯からぽかぽかに。
体温を上げて血行を促進し、免疫力を
アップさせる効果があるとされます。
この他にも期待できる効能は、
・解熱作用
・抗酸化作用
・抗菌作用…などなど。
葛粉は粒子が小さいので胃腸に負担をかけず
消化吸収・栄養補給できるお腹に優しい食材。
日常的にからだを内側から整えるため
積極的に取り入れたいと考えています。
それでは、また!
「ケの日の台所」から生まれる
日々の食事を大切に
マクロビオティックをゆるく取り入れた
グルテンフリー&プラントベース料理の
記録は Instagramでも日々更新中です