教員という仕事の良いところ① ~クリエイティブで気楽で休みも取れるかも~
1.クリエイティブな仕事である
私の前職は事務職です。
昨年度の書類を参考に、ほぼ同じ書類を毎年作成していました。
書類の作り方は、ルールによって決められています。
書類の内容、つまり仕事の中身も、前例を踏襲したものです。創意工夫をしても、会議でおじいちゃん上司によって修正されました。
創造性のかけらもない仕事でした。
上司の操るロボットになったような気持ちで淡々と日々の業務をこなしていました。
「面白くない」「この仕事をするのが自分である必要性が無い」と思うようになり、退職するおおきな要因となりました。
一方、教職は非常にクリエイティブな仕事です。
教員ひとりひとりの責任で、かなり自由に授業ができます。
例えば英語の教員であれば、英語の歌を教材に授業でしても良いですし、PCを使って海外のホテルを予約する実習をしても良いです。海外の旅行者に向けた、地元の観光MAPを作るのもアリです。
また、変数が多すぎてひとつとして同じ授業ができません。
というのも、社会の変化や学術の進歩を受けて、指導法をどんどん更新していかなければならないからです。
教材だって変わります。相手にする生徒も毎年違いますし、同じ生徒であってもその日その日の体調や気分によって別人のようになります。
授業って、創意工夫を生かせる、しかも変化に富んだ楽しいお仕事なんです。
2.お金や数字のことを気にしなくてよい
あくまで公立学校の話ですが、お金のことを気にしなくて良いのはありがたいです。
一般企業であれば、どうしても売上や利益と言った数字を気にする必要がありますが、教員はそうではない。
こういうところが公務員の気楽なところですね。
また、私塾や私立学校とは違って、成績や大学合格率をそれほど気にしなくて良いというのもあります。
もちろん進学実績や、模試の点数の目標は定められていて、評価の対象になります。
けれども、目標が達成できなかったからといってクビになるわけでも、減給になるわけでもありません。
そうした実績に生き死にがかかっている私塾や私立学校と比べると、気楽なものです。
3.長期休暇が取れる人もいる
夏休みや冬休みといった長期休暇に、たくさん休みを取れます。
実際、私は夏休みや冬休みには2週間の休みを取ることができました。
ただし、これは部活動に忙殺されていない人限定です。
ひどい部活であれば、お盆と正月以外はすべて部活で休日出勤させられます。
4.まとめ
公立学校の教員は、①自由にクリエイティブな仕事(授業)ができて、②お金や数字のことを気にしなくてよくて、③長期休暇も取りやすいという、ステキな仕事です。
無給のサービス残業が常態化していたり、部活動で毎日夜7時過ぎまで拘束されたり、休日の部活動や大会は交通費で赤字になったり、部活で休日出勤がデフォだったり、年間の休みが80日切ったりとブラックな側面もありますが、気楽な仕事ですよ!
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