「商店街は必要ないよね」という方へ 3年間商店街に関わった大学生の返答
大学1年生から大学3年生にかけて、名古屋の商店街でイベント企画に携わっていた時に、常に自問自答していたことがあります。
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それは、「商店街って必要なのだろうか」という問いです。
今では、ショッピングモールやコンビニ、オンラインストアで買い物ができます。そのため、商店街は既に役割を終えているのではないだろうかと。
買い物難民を救う、それはわざわざ商店街のするべきことなのか…?
そんなモヤモヤをずっと引きずりながら、商店街の活動をしていました。
「商店街を盛り上げよう」と口では語りながらも、本心では「いつかはなくなってしまうものなんだな」と後ろ向きな気持ちも同時に持っていました。
ですが、就活で商店街の活動から身を引いて数カ月して、ようやく商店街の魅力に気づき始めました。
商店街に足を運ばなくなると、「買い物が楽しくない」ことに気づいたのです。
ショッピングモールやコンビニで買い物をしますが、あくまでも買い物をするという「行為」。イコール、足りなくなったものを買い揃える「手段」です。
一方で、商店街での買い物は、買い物自体が「娯楽」。商店街で買い物することが「目的」だったのです。
商店街の店主さんと買い物をしながら将来について相談しに行ったり、たまたま入った居酒屋で常連さんとカウンターでお酒を飲んだり、そんな気持ち温まる「居場所」が商店街にはありました。
悩みや不安、苦しみなどから、商店街の人たちの温かさでのおかげで何度救われたことか。。。
「あの人に会いたい」「次は、個々の和菓子屋のどら焼きが食べたい」など、買い物で生まれるコミュニケーションや新たな出会いを楽しむ自分がいました。
間違いなく商店街は僕にとって、大切な場所=必要な場所だと言い切れます。
だからこそ、僕にとって、商店街は日々の生活を豊かにするためには必要不可欠な存在です。
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