サングラス・ゴーグル・メガネ
昼間はずいぶん気温が上がって汗ばむ陽気となっている。
最近、自転車のタイヤをオフロードタイプのブロックパターンのモノから、スリックタイプに変えてみたのだがこれが思った以上に良い。
こう言うと、「大分軽くなったのか?」
ときかれるのだが、いやそこまでの体感はないものの、ロードノイズが減り「動きが滑らかになった感」がかなりあり、気持ち良く乗れる。
この気持ち良さというのは大事なポイントで、この感覚を想起できると、「よし、自転車で行こう!」となる。
朝はまだ涼しく、「気持ち良い」が比較的たくさん感じられるのだが、昼間や夕方になるとこれがだんだん減ってしまう。
そうなってくると車の多さや、前日の睡眠不足、疲れなど、ネガティブな事が次々頭に浮かび「車で行こうかな・・・」という方向へだんだんと傾いてしまうのだ。
雨の日はもちろん、雨の後とか雨の降りだしそうな時などは最初から行く気はない。
行かないことにしている。
極希に、気持ちの良い時もあったりするのだが、大概は不快で、しかも危険である。
少しでも「快適」だというイメージを与えてやることによってモチベーションアップの足しにしようという魂胆なのだ。
ここで少しでも自転車行を「快適」にするアイテムとしての「サングラス」がある。
まぶしい日差しを遮り、風圧から保護し、さらには、「ちょっとそれっぽく見える」という素晴らしいアイテムだ。
機能的な事だけを言えばサングラスよりもゴーグルの方が優れているとは思うのだが、「ワンパンマン」の「無免ライダー」ではあるまいし、なかなかそこまでの強者にはなれない。
だがしかし、「サングラス」はあくまでも「サン」の「グラス」であるから日中でしかその効果はない。
いや、それでいいやろと思われるかも知れないが、「サングラス」には日差しを遮るだけではない優れた効果があるのだ。
見た目の話は置いといて、先ほど「風圧から保護」としたが、保護するのは風圧からだけではない。
チリに埃に小さなゴミ、そして暖かくなると何処からともなくうじゃうじゃと湧いて出てくる小さな虫たち。
小さな虫ならまだましで時には大きな甲虫(らしきもの)が額にぶち当たって「イテー!」となった経験もある。
暗くなってライト点けて走ってるとき、街中を抜けて田舎道に入るとちっちゃな虫の団体さんに突入したりする。
サングラスなりゴーグルなりをかけてればと思うのだが、そんな夜道でサングラスなどかけてたら危なくてしょうがない。
いろいろ試行錯誤した結果、いいものがあるじゃないの。
百均の花粉症用のメガネ。
無色透明、のレンズにフレームが少し張り出すようになっていて、一見普通のメガネなのだが「花粉が目に入りにくい構造」ということは当然虫たちも入りにくいはず。
これからの季節、このメガネの効果はいかに?
自転車に乗るのが楽しみになってきたよね!?
花粉症対策の思わぬ副次的な効果である。