マガジンのカバー画像

エッセイ

13
自分なりに書く練習として…
運営しているクリエイター

記事一覧

春闘開始

夜に職場組合の関係で、春闘決起集会へ出席。
毎回、組合活動というのは特殊な雰囲気を感じる。
(その筋では有名な人がおり、その界隈というか、業界におけるヒエラルキーが存在しているような印象を受ける場面もある)

ただ、政治不信が高まる現在、組合の存在価値はより一層重要になってくる。
「自分たちの身は自分たちで守る」という防衛意識が、労働者の中にも強く求められる時代になりつつある。

今年のテーマはや

もっとみる
謡稽古「嵐山」③

謡稽古「嵐山」③

今日は2月稽古の1回目。
嵐山の終わり部分を稽古する。

シテの部分はシッカリ(大きな声で情緒豊かに)唄う場面が多い。
拍子合と拍子不合(ひょうしあわず)が切り替わる場面もあり、そのまま前の調子で唄ってしまう。

ただ、嵐山の上演写真を見ると、とても華やかでめでたい雰囲気の能であることがわかる。
その情感を込めて唄えるように復習したい。

謡稽古「嵐山」②

謡稽古初め「嵐山」|kisojin (note.com)

今週の謡稽古、前回よりも難しく感じる。
ヨワギンでクリ音など高音を扱うのは相反する要素だ。

指導してくれるN先生は4月で90歳を迎える。
自分が元気な内に、もっといろいろな曲を教えたいと張り切ってくださるのは、大変うれしいことだ。

謡曲を始めるきっかけは木曽節の上達につながると思ったからだ。
N先生も木曽踊保存会の会員だ。
謡曲での技

もっとみる
火山防災学習を行う

火山防災学習を行う

日曜日に詰めの準備をした火山防災学習を地元小学校で行う。
全校生徒40名を低学年・高学年のグループに分け、講座を行った。

講座①低学年の部
参加生徒全員の反応が良く、噴火実験(メントスコーラ)も盛り上がった。
水蒸気噴火を理解している1年生もおり、想定よりもずっとレベルの高い話ができた。(ただし、生徒全員が理解できているかは注意が必要)

講座②高学年の部
低学年に比べれば少し反応が少なかったが

もっとみる

火山防災学習の準備

日曜日、地元小学校で火山防災学習を行うための資料作成を行う。
毎度、間際になっての準備になってしまうのが反省。
大体の授業構想は出来ているが、伝えたい点を線でつなぎ、面として厚みを持たせることに苦慮する。

毎回、子どもたちに話すことは、御嶽山の麓で暮らすことへの誇りだ。
火山や火山災害の危険性や恐怖だけを伝えるのではなく、それらとどう向き合い、生きていく知識と術を身に着けるか。
火山の研究者でも

もっとみる

少年剣道初稽古

指導する少年剣道部(部員6名、指導者3名)の初稽古があった。
夏季は地区内の社会体育館で行っているが、冬季は暖房も無いため、隣地区の中学校武道場に移しての初稽古となった。

ウォーミングアップ、準備体操に始まり、すり足を使ったジャンケンゲーム、素振り、防具を着けての基本打ちと、1時間程度ではあるが、一通りの稽古を行うことができた。

年末年始を挟み、久しぶりの稽古であったため、子どもたちの動きは固

もっとみる

雪の日のこと

この冬は積雪がほとんどなく、除雪スコップの出番もない。
自分が子どもの頃、お正月は真っ白な雪景色だった。

小学生当時、学校まで約2キロの道のりを歩いていた。
雪が降った次の日は、除雪された車道沿いを歩いた。道脇に押し付けられた雪は子どもの背丈を越えており、かまくらのようだった。

途中、大きな道路の歩道を歩かなければならなかったが、いつも人が一人くらい通れる幅で雪かきがされていた。
当時は不思議

もっとみる

謡稽古初め「嵐山」

木曽観世九皐会の本年稽古初めがあり、参加することができた。
今年最初の曲は嵐山。あらすじを知ると、新春に相応しい曲だとわかる。

シテ(老人夫婦)は後に神々として再び現れるため、神々しさを感じさせる重厚さが必要と指導された。(少し低く唄い出す必要があるようだ)
桜はやはり日本人にとって親しみ深く、神々が宿る特別な花だと思った。

今年もなんとか稽古し、自分の技術を高めていきたい。

働くということを考えた

労働に関する法律について調べた。
※法律関係の解釈は専門家の判断が必要なため、この記事はあくまで当方の忘備録として記したものである。(また、当方の認識誤り、誤認識を含む可能性もあるため、ご注意願いたい。)

任意団体(もしくは権利能力なき社団)に所属し、働く人には最低賃金は適用されるのか?

いわゆる法人格(株式会社など)を持たない団体のスタッフは、どのような法律に従い、働くことになるのだろうか?

もっとみる

過疎の新たな転換点(農業新聞コラムより)

仕事の関係で農業新聞を読む機会がある。
自分は農業に従事しているわけではないが、(実家の田んぼは手伝っている)なかなか興味深い内容が多い。

今日読んだ紙面コラム「聞いてる話と違うけど(1/12付)」で藻谷浩介(地域エコノミスト)が次のように述べている。(抜粋)

コロナ禍も影響し、日本のみならず、世界で乳幼児(0〜4歳)が減少した。(約−15%)しかし、国内の一部地域では逆に増加に転じており、そ

もっとみる

SNS連携をテスト中

このnoteの記事を作成し公開した際、X(旧Twitter)に更新が自動投稿されるようIFTTTのアプレットを作成した。

これが有効に機能するか確認するため、テスト投稿をしてみる。

地域の資源価値を見極める

地域の資源価値を見極める

今日は仕事の用事で愛知県大府市まで出張しました。

木曽町にとって、愛知用水の関係は重要な交流地です。
市民の方にとっても、木曽は身近な地域のようで、「この前行ったよ」というお声がけも多く頂きました。
同時に、「もっと道が便利になったら…」との声も…。
道路の関係は広域的な自治体要望となるかと思いますが、木曽の魅力発信の障害であることは間違いないようです。

帰りは高速道路の工事渋滞を避け、東海環

もっとみる

8/17 謡「高砂」を習い始める

昼間は暑さが戻り、昨日までの涼しさが無くなってしまった。
雨が降ったり止んだりと、台風7号の影響か安定しない。

夜は木曽観世九皐会の稽古会に参加。
今週から「高砂」を習い始める。
小謡の部分は「下の中」など音程が取りにくく、序盤からツヨ吟の唄い出しは胆力も要する。
稽古を重ねていき、どこかで小謡を披露できたら良いなあ。