【うつ抜け】ふりだしに戻る

　うつ抜け、ふりだしに戻っちゃった。

　試験が近いから、という理由で距離を置くことにした読書やnoteだけど、こうして半強制的に離れたことで、「この１か月くらいのあれやこれやって軽い躁だったんじゃない？」ということに気付いてしまった。

　加えて、試験が近いプレッシャーもあいまって、だんだん気持ちの制御が効かなくなって、お腹が空いたとかトイレ行きたいとかの生理現象がない限り、布団から出られなくなっていた。
　いつもの、多少だるいくらいだったらソファでごろごろしていれば回復するところが、あまり光の入らない寝室にいたくて、少し重めの羽毛布団にくるまりたくて。

　この１か月くらいでたくさん集めた”好きなもの”も、どこかに行ってしまった。まったく、心がときめかない、動かない。本も読みたくないし、美味しいものや雑貨探しに出かけるにも億劫で仕方ない。

　もう、来月で28だよ。
　大人になってから、まだ、なにひとつ、やり遂げたものが、ない。
　みんなちゃんと、働いているのに。
　どうして私は。

　…とここまで書いたところで、気持ちがぶっ壊れて、数分前まで大泣きしてました。

　それでもね、死にたくなったってね、前を向くしかないんだよね。
　ひとつひとつ、自分に打ち勝っていくしかない。
　そうやって、折り合いをつけていくしかない。

　とりあえず、処方を変えてもらった薬を飲んで、ぐっすり寝て。
　今までのうつ抜けだって、無駄ではなかったはずなのだから、また心がときめく日を願って。