2024年読んでよかった本、買って良かったもの
『親切は脳に効く』 デイビッド・ハミルトン (著)
「情けは人のためならず」ということわざをご存知ですか?
実はこの教え、科学的にも正しいことが証明されています。
私は本書を読み、過去の能登半島地震でのボランティア活動を思い出しました。被災地の廃棄物処理や瓦礫の撤去など、肉体的に大変でしたが、被災者の方々の笑顔に励まされ、私自身も充実感を感じていました。これは本書でいう「幸福感の向上」そのものでしょう。
また、ボランティア活動を通して多くの人と出会い、絆を深められたのも貴重な経験です。さらに、私たちの活動を見た地域の方々が、お互いに助け合う姿も多く見られました。まさに「親切の連鎖」が生まれていたのです。
「親切は脳に効く」は、科学的な視点から親切の効果を解説し、私たち一人一人が幸せになれる方法を示してくれる一冊です。相手でけでなく、自分のためにもなる「親切」を日常生活の中で実践してみてください。
『ロングゲーム 今、自分にとっていちばん意味のあることをするために』 ドリー・クラーク (著)
短期的な成功にとらわれず、本当に大切なことに目を向けさせてくれる一冊です。
著者の実体験に基づいた、習慣化や人とのつながりの大切さなど、具体的な方法が書かれていて、 明日からすぐ行動したくなるはず。
新年に向けて新しいことに挑戦する不安を払拭したい方も、目標達成へのモチベーションを高めたい方も、ぜひ本書を手に取ってみてください。
長期的な視点で人生を歩むための羅針盤となるはずです。
『コーヒーの科学 「おいしさ」はどこで生まれるのか』 旦部幸博 (著)
コーヒー好き必見の一冊。普段何気なく味わっているコーヒーのおいしさには、実は科学的な裏付けがあることをご存じでしょうか。
「コーヒーの科学」では、コーヒー豆の構造から、焙煎や抽出における化学変化、味覚のメカニズムまで、図解や写真を交えながら分かりやすく解説しています。例えば、焙煎中の化学反応が風味にどう影響するのか、温度や時間軸を基に具体的に説明されています。
本書は、決して難解な内容ではなく、コーヒー好きなら誰でも楽しめるように書かれています。「おいしい」の根拠を科学的に理解することで、コーヒーへの愛着がさらに深まることは間違いありません。
この本を読み終えた後、いつもとは違う視点でコーヒーを味わいたくなるはず。コーヒーの世界をさらに深く知りたい方、自分だけの至高の一杯を見つけたい方におすすめの一冊です。
『ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣』 ジェームズ・クリアー (著)
「ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣」は、小さな習慣の積み重ねが、やがて大きな成果につながることを教えてくれる一冊です。
特に印象的なのは、新しい習慣を、すでに習慣化している行動とセットで行うという考え方。 「歯磨きをした後、瞑想する」といった具合に、習慣と習慣を組み合わせることで、無理なく続けられるようになるのです。
私の場合、最近は「シャワーを浴びた後、腕立て・懸垂・スクワットをして、noteを書く」という複数の行動をセットにして習慣化しています。
小さな変化を積み重ねて、理想の自分を実現したい方は、ぜひ本書を手に取ってみてください。
『Kindle Paperwhite』
読書に集中できないとお悩みの方は多いのではないでしょうか?
Kindle Paperwhiteは、読書の集中力アップになるデバイスです。
かつてはiPad miniを使っていた私も、 つい他のアプリに気を取られてしまう悩みがありました。しかし、Kindle Paperwhiteに乗り換えてからは、その集中力の高さに感動。 シンプルな設計で、読書に没頭できる環境を実現してくれます。
目に優しいディスプレイや、キャンプにも持っていきたい私としては、場所を選ばない防水機能も魅力。
iPad miniとの比較記事も書いているので、こちらもご参照ください。