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焚き火の炎が織りなす魔法! あの焼き芋の甘さの秘密

先日、初のデュオキャンプに行ってきました。テントの設営を終え、コーヒーを片手に自然の中をぼーっと見渡してみる。ああ、なんて贅沢な時間なんだろう…。

そしてキャンプの夜といえば、やっぱりコレ!そう、焼き芋ですよね!

初デュオキャンプで焼き芋と焼きおにぎりを作ってみた

アルミホイルで包んだサツマイモを焚き火にそっと置くと、パチパチと燃える音と焚き火の香ばしい匂いに包まれていきます。

じっくりと時間をかけて焼き上がった焼き芋は、蜜のように甘く、ねっとりとした食感がたまりません。普段食べている焼き芋とは比べ物にならないほどの美味しさでした。

焚き火の焼き芋が異次元の美味しさである理由

あの焚き火で焼いた焼き芋の美味しさは、一体どこから来るのでしょうか?

実は、これにはれっきとした科学的根拠があるのです。

1. じっくり加熱されることで甘味が増す

焚き火の熱によって、芋に含まれるでんぷんが糖化するためです。芋には、でんぷんが多く含まれています。でんぷんは、アミラーゼという酵素によって、麦芽糖やブドウ糖などの糖に分解されます。この反応は、熱を加えることで促進されます。焚き火の熱をじっくり加えることにより、芋に含まれるでんぷんが効率的に糖化され、甘みが増すのです。

2. 煙の香りが食欲をそそる

焚き火ならではの香ばしい香りは、食欲を増進させるだけでなく、焼き芋自体にも独特の風味を与えます。これは、木材が燃焼する際に発生する燻煙成分が、サツマイモに付着するため。自然の恵みであるスモーキーな香りが、味覚と嗅覚を刺激し、より一層美味しく感じさせてくれるのでしょう。

焼き芋をもっと深く知るためのオススメ本

ここで、焼き芋についてもっと深く知りたい方へ、おすすめの2冊をご紹介します。

1.『おいしさの科学』 佐藤成美

本書は、食品メーカーの開発やフランス料理の調理技術など、「食」の科学研究の最前線を、第一線で活躍する研究者への取材を通してわかりやすく紹介しています。

「うま味成分」に代表されるように、分子レベルでの研究が進み、私たちの「美味しい!」体験は、科学によって解き明かされつつあります。

本書を読めば、普段何気なく食べているものが、いかに奥深く、そして面白いかを知ることができます。食への探求心を刺激する一冊です。

2.『焚き火料理の本』 小雀 陣二

本書は、アウトドア料理の達人・小雀陣二さんが、焚き火料理の魅力が詰まったレシピを56品も紹介する、まさに焚き火料理のバイブル!

豪快なステーキから、じっくり煮込んだスープ、香ばしい焼き野菜まで、初心者でも挑戦しやすいレシピが満載です。

焚き火料理のコツはもちろん、火力の調整方法や便利な調理グッズの紹介など、キャンプ場で役立つ情報も盛りだくさん。

焚き火を囲んで、最高のアウトドア料理を楽しみましょう!

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