私の中のプロットはネタをメモしなきゃいけないから手書きでないとダメ
全部パソコンやスマホで完結すればいいのにと考える人もいると思うけれど、何もかもアイデアを文字化しないとダメなんです。
小説や仕事記事を執筆する際、私はプロットや記事構成を手書きで書きます。
どうして手書きなのかというと、アイデア自体は漠然としていて、それを肉付けするために逆説的に考えないと作ることができないからです。
noteや短文エッセイ、SSはプロットを書かなくてもイケるんですけど、文章上の流れが一定でなければいけないパターンの執筆時は準備が必要で、材料がないと書けません。
ましてやリポート系記事ですと、裏付けの情報が必要ですから、取材の事前準備もしなければなりません。
それを整理するために活用しているアイテムが大学ノートや書籍形のメモパッド。
一冊目の小説用プロットノート。
大学時代、地元のジョブカフェからもらったもの。
中身までは晒しませんが、ノートの中にはこれまで書いた小説のプロット・アイデア・設定や没ネタなどが書かれています。
既に二冊目に入りましたが、連載小説が完結していないので、資料として手元に残しています。
基本、自分しか見ないので当然メモは汚いのですが、書けば書くほど新しいアイデアが生まれたり、違う作品の構想が浮かぶこともあります。
言うなれば、本文を書くためにインプットしたものをアウトプットをするようなアイテム。
手書きだと、漢字は分からなくてもニュアンスで表記することができますから、アイデアが頭にあるうちに文字化することができます。
なんやかんやで好きな場所に書けるので、体裁を整えるもクソもありません。
(パソコンで書いちゃうと体裁を気にしてしまうし、なんならそのまま本文に書いちゃえと思っちゃうのです)
アイデアを膨らますだけであれば、アナログな方法のほうがいいのかなと私は思います。
使う使わないは自分で決めることですし、そもそも私が創作をしているのは「自分が見たいシチュエーションをプロが作ってくれないからやっているだけ」という、自己満足以外の何者でもなくって。
ただ、どうせ世に出すのであれば、それっぽく仕上げたいというのもあって、とてもわがままな感じでやっています。
同士が一人でもいれば「書かなきゃいけない」と自己脅迫することでモチベーションアップせざるを得ません。
良くも悪くもアマチュアなので、題材に関してはわがままに振る舞える点については、好きなようにできるのが一次創作の楽しいところです。