クラブハウスに続く次世代招待制SNS「Dispo(ディスポ)」の可能性
※追記(21年2月25日)
2月24日にβ版のアプリが終了し、正式にアプリがリリースされました。
β版を利用していたユーザーはそのまま正規版の方に移行できるようになっています。
またそのユーザーから招待されたユーザーも利用可能です。(招待枠は20名まで)
正式リリースに伴い、アップデートも行われ、インターフェースも大幅に変更されています。
爆発的な人気を集めたクラブハウス
現在人気沸騰中の「クラブハウス」。
芸能人や著名人が次々と始めており、連日、普段聞くことのできない貴重な話が聞けるということで日本でも爆発的な人気を集めています。
クラブハウスといえば「招待制」が大きな特徴ですがそんなクラブハウスに続き、最近話題になっている招待制SNSが「Dispo」と呼ばれるアプリです。
次世代招待制SNS「Dispo(ディスポ)」
Dispoとはインスタントカメラをモチーフにしたアプリで
・招待制(招待枠は20名)・アプリ内で撮った写真は翌日9時にならないと確認できない
・カメラロールの画像はアップロード不可(アプリ内でしか写真が取れない)
・友人とカメラロールの共有
という特徴を持っています。
(☝画像はアプリのインターフェース)
アプリの誕生は、David Dobrikというスロバキア生まれのYouTuberの使い捨てカメラで撮った写真を上げるInstagramアカウントがきっかけで、そこで人気に火が付いたことでアプリのリリースを決めたようです。
現在はSNS機能が付いたものはβ版のみの提供になっています。
(カメラ機能のみのものはダウンロード可能)
既存のSNSとの違い
最近ではInstagramのShop now(アプリ内決済)機能の発表やTiktokのライブコマース利用など、それぞれのSNSがコミュニティ形成以外の多くの機能を果たし、どんどん便利になる一方で情報の過供給や大きなコミュニティの属すことに疲れ、離れる人々も出てきているのが現状です。
そんな中クラブハウスは招待された人だけが参加できるというステータス感とクローズドなコミュニティという点がこれまでのSNSとは一線を画し、人気を集めました。
また決まった時間にしか聞くことができず、録音もできないという不便さ
もこれまでのSNSと比較して新鮮に映ったのだと思います。
Dispoも招待制という点でクラブハウスと共通してします。そして、写真系のSNSにもかかわらず撮った写真が翌日にしか確認できないという不便さも持ち合わせているため、クラブハウスと同様に日本でも爆発的な人気になっていくのではないかと推測できます。
美容業界×Dispoの可能性
美容業界でいえば、クラブハウスは人気スタイリストやヘアサロンの経営者の方々の通常有料のオンラインサロンやセミナーでしか聞けない話が無料で聞けたり、直接コミュニケーションが取れるというところで広がりをみせていきました。
Dispoは写真中心のSNSであるため、Instagramと特性が近く、スタイルやクリエイティブなどが重要視される美容業界とも親和性が高いので、今後のどのように活用がされていくかが楽しみなアプリです。