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「あなたは、本当によく生き抜いた!!ブラボー!!!!」

本当に、本当にお久しぶりです。かちゆみこです。

やっと、ブログを書く余裕が出てきました。



おすすめの本

さてさて、もし、今、「生きづらさ」で悩んでいらっしゃったら、ぜひ、読んでみてほしい本をご紹介します。

こちらの本です。

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「生きづらさ」のしくみが、神経学の観点からとってもわかりやすく書かれています。

このブログでも、私のセルフセラピーや実体験などを交えながら、この神経システムについても少しずつ伝えていけたらいいと思っています。

今日は、この本のなかで、私のインナーチャイルドの心にとっても響いて感動した文章を紹介しますね。


発達性トラウマを持つ人の神経系

神経って言っても、なかなかピンと思い浮かぶ方、少ないかもしれませんね。

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こんな感じで、脳や体には数えきれないほどの神経が張り巡らされ、お互いに情報をやり取りしています。

もし、心に傷を負った場合(特に幼ければ幼いほど影響力は大きいのですが)、この神経システムが傷つき、『安心・安全』な環境で育った人と比べて、自律神経の大切な働きのひとつである、社会交流(人とつながってあったかい関係を築く)という機能が低まり、”サバイバル”つまり、『生き残る』ということを最優先に働くようになってしまうのです。

だから、本当は『安心』してもいい場所なのに、脳神経では『危険』信号が解除されず、緊張・興奮状態が続いてしまいます。

紹介した本の中では、こんな表現をされていました。

発達性トラウマを持つ人の神経系は、複雑な反応を見せます。たとえて言えば、傾いた柱を支えるために、別の木を支えにし、その木を支えるためにまた別の木を使う、という具合に、足りないところを補う複雑な構造になっているのです。それは、サグラダファミリアのような見事なまでに複雑なつくりで、生き残りを可能にした芸術作品と言えるのかもしれません。

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「私はよく生き抜いてきた芸術作品」

上の文章を読んだとき、淡々とした説明文のはずなのに、私のインナーチャイルドは感動で胸が震えて号泣しました。

幼いころから「生きづらさ」を抱えてきた私は、みんなと違う自分に対して「私は欠陥人間だ」という恥のような、罪悪感のような、黒く鉛のような感覚を無意識の中に隠しながら生きてきました。

(今思えば、この感覚も、『発達性トラウマ』の症状と言えるのでしょうね)

だから、この本の著者であり、トラウマセラピストでもある花丘ちぐささんの、優しい表現がとってもとっても心に響きました。

『生き残りを可能にした芸術作品!?』

私は、何はともあれ、生き残った!!!!!

「あなたは、欠陥人間なんかじゃなく、人間が成長するのに必須の『安心・安全』を感じられない生きにくい環境の中、生き残った、生命力にあふれた存在なんだよ!!!!!」

私は感動のあまり、まだ幼いインナーチャイルドに対して、叫びました。

それから、まだきょとんとしてるそのチャイルドと、自分の神経たちのことが、畏敬の念と尊敬の念、愛しさでいっぱいになって、ギュー―――ッとハグしました。

「本当によくやったね。複雑になりながらも、よく生き残ったね。」

自分の生命力・人間の生命力にも感動して、頭を下げました。

そして、今でも私やあなたの神経システムは成長し続けているのです。

・・・ということは、必要なケアをしていけば、必ず、回復するし、ケガと同じように治っていくということ。

だって、私たち、お互いにあの厳しい中を生き抜いてきた『いのち』なのですから。

回復するための自己治癒力だって、私たちの中に備わっているはずです。

少なくとも、私はこれまでのプロセスの中で、だいぶ、息しやすく(生きやすく)なりました^ー^

だからね、同じように「生きづらさ」を抱えた人に、私は声を大にして言いたい!!!!

「あなたは本当によく生き抜いた!!ブラボー!!!」

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大切なあなたへ
ここまで、生き抜いてくださってありがとうございます。
心からの拍手と愛をあなたに送ります。



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