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「失敗」を「失敗」にピン留めさせない工夫
こんにちは。かちゆみこです。
noteに書く時間をもてるのは、本当に久しぶりです。
長かった夏休みが終わり、ようやく通常運転の日々が再開しました。
・・・とは言え、親子ともども、夏休みボケしてるので、学校時間に戻すのにはまだ少し時間がかかりそうです。
皆さんも、夏にたまった疲れをケアしつつ、9月を乗り切っていきましょう!
久しぶりのnoteは、夏休み中、次女の習い事の見学であるシーンに遭遇し、とても共感するところがあったので、シェアしてみたいと思います。
体操教室での1シーン
現在、小3の次女は、幼稚園の年中さんから体操教室に通っています。
鉄棒やマット、ボールなどたくさんの器具を使って地道に体を動かすことは、次女の気質とも合っているようで、毎週、体操教室に行くのをとても楽しみにしています。
私は普段は忙しく、なかなかレッスンの場面を見学できていませんが、夏休みは余裕があり、ゆっくり全レッスンを見学していました。
鉄棒で「こうもりふりおり」という技の練習中。
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ある男の子が、勢い余ってマットに顔から落ちてしまいました。
泣き出してしまう男の子。
コーチはその男の子に共感しながら、「もう一度、チャレンジしてみよう!」と撃沈する男の子に声をかけていました。
次に続けたコーチの言葉に、親としてもハッとさせられました。
「失敗したまま、ここでやめたら、もっとこわくなっちゃうよ!」
特に、母親だと、こどもが失敗して落ち込んでいるとき、「もう、ここまで十分やったんだから、それでいいよ」と言ってしまいそうですが、こどもが失敗を乗り越えるためには、同じ状況に間髪入れずに再チャレンジできるよう励まし、サポートしていくことも大事なんだなと感じました。
これは、言ってみれば、「父性的な関わり」とも言えます。
虎があえて、こどもを崖から蹴落とす・・・みたいな厳しさ。
体操教室のコーチ(ちなみに、二人とも女性のコーチです)の在り方から、こどもの発達にとって大切な姿勢を学ばせていただきました。
・・・ちなみに、この男の子は、顔をふさいでしまい、再チャレンジすることはできずに途中見学。
別のコーチが、再チャレンジするよう厳しく接したコーチの真意を彼に伝え、終始、寄り添うような態度で接していました。(母性的な関わりとも言えます。こういう役割分担できるのも素晴らしいなと思って見守っていました^-^)
結局、鉄棒では復帰できなかったけど、別の種目でこの子は復活。
もしかしたら、鉄棒にはしばらく「恐怖心」がでてきてしまうかもだけど、きっと、コーチやお友達の励ましで乗り越えられるんじゃないかなぁと思っています。
次女との今朝のやり取り
そんなコーチと男の子のやり取りが私の心に残っていました。
そして、今朝、私の中の父性的な関わり、厳しさを試す場面がやってきました。
今日は、漢字の50問テストがあると言っていた次女ちゃん。
次女は運動や図工は大好きだけど、漢字や算数などのお勉強は好きではありません。
昨日は何とか漢字勉強に取り組みますが、なかなかやる気が起きず、次女はあと半分を残して、朝早起きしてやることに。
今朝、5時には起きられたものの、やっぱりなかなかやる気が起きず、私に色々と八つ当たりしてきます。
「ママのせいで勉強できなかった!」「もっと早く起こしてくれればよかったのに」「どうせ、0点」「やってもできない」とネガティブモードな次女ちゃん。
次女は完璧主義なところがあるので、少しでも自分の思うとおりに進めないと、やる気が折れてしまう傾向があります。
勉強に取り組めないまま、刻一刻と登校時間がせまってきます。
挙句の果てに「学校、行かない!!!」と泣き出す次女。
「勉強しないでもいいけど、テスト受けたくないから学校行かないっていうのはなしだよ!」と私も厳しく応戦。
長女と一緒に「今、勉強できなくても、直前まであきらめないで!休み時間使って漢字の見直ししておけば、少なくとも0点にはならないよ!!
テスト受けたくないからって学校休んでしまったら、この先もずっとテストの度に学校休むことになっちゃうよ!!!
がんばって!!!!」と励ましコールを送っていたら、少しずつ、次女も気持ちを切り替えられたみたい。
自ら学校に行く準備を始め、登校していきました。
よく頑張ったね、次女ちゃん。
(私も 笑)
結果はどうであれ、帰ってきたらテストに向き合いやり切った次女をたくさん誉めてあげたいと思います。
再チャレンジできる大切さ
今回のことで私が感じたのは、「失敗」が「失敗」のまま終わってしまうのは、そこでやめてしまったというだけの話なんだということ。
だから、何度でも、何度でも、再チャレンジして「失敗」という場所に自分やこどもを留めさせないようにしていくことが大切だと思いました。
もちろん、失敗がいけないわけではなく、そこで落ち込むこともとても大切ですが。
だけど、次女の姿をみながら、もし、大人になった自分が過去に「失敗した」と後悔していることがあるなら、インナーチャイルドワークなどを利用して、同じ状況に身を置き、そこから再スタートさせることで、「失敗」から旅立つことができるのではないかという考察も深めた今朝でした。
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