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2月28日は、「バカヤロー」解散&織部の日&「スリラー」がグラミー賞8部門受賞&エッセイ記念日

【「バカヤロー」解散】

1953(昭和28)年2月28日、当時の吉田茂首相が、衆議院予算委員会にて、社会党の西村栄一議員の質問に対し、「バカヤロー」と発言。

この発言が元で、後に内閣不信任案が提出され、可決。

同年3月に、第4次吉田内閣は解散に追い込まれたことから、「バカヤロー解散」と呼ばれています。

質疑応答中に両者熱くなってしまったことで、ちょっとした感情論的なやり取りとなっていた最中、吉田氏が自席にて、非常に小さな声で「バカヤロー」と呟いたのが、偶然にもマイクに拾われることに。

この発言を、西村議員はじめ多くの議員が耳にし、発言に反発するかたちで騒ぎが大きくなっていったもので、ちょっとした発言だとしても、いつ誰がどこで聞いているか分からないため、細心の注意をすべきとのニュアンスで、政治の世界だけでなく、ビジネスや一般生活においても、ある種の教訓として、しばしば引用されています。

そして、この日は、「バカヤローの日」として、訓戒の意味も込めて、記念日に制定されています。


【織部の日】

千利休亡き後に、豊臣秀吉の茶頭を務めた古田織部(おりべ)が、慶長4年2月28日(新暦1599年3月24日)に、自分で焼いた茶器を用いて茶会を開いたことにちなんで、岐阜県土岐市が記念日に制定しています。

この時に使われた器が、後に、「織部焼」のはじまりとされています。

また、昭和期には、当時使用されていた織部焼の茶器が、岐阜県土岐市内に点在する窯跡から発掘されていて、織部焼の生産地は、美濃の辺りだったことが確認されています。

美濃=現:岐阜県南部〜愛知県の一部


【「スリラー」がグラミー賞8部門受賞】

世界的ミュージシャンのマイケル・ジャクソン氏が発表したアルバム「スリラー」が、1984(昭和59)年2月28日に開かれたグラミー賞で、主要8部門を受賞する快挙を達成しました。

同アルバムは、1982(昭和57)年12月1日に発売され、以後、全米チャートで37週にわたり1位を記録。

「Billie Jean」「Beat It」「Thriller」といった、当時のミュージックビデオの概念を変える音楽作品が含まれたアルバムは、世界的に大ヒットし、日本でもミリオンセラーを記録しています。

売り上げ枚数は、全世界で6,500万枚以上と認定されていて、集計方法やカウント数により、順位付けの違いはあるものの、どの売上げランキングでも、音楽史上最も売れたアルバムとして、不動の1位です。


【エッセイ記念日】

「随想録(エセー)」を著し、エッセイストの元祖と称されるフランスの哲学者ミシェル・ド・モンテーニュ氏の誕生日(1533[天文2]年2月28日)を祝して、エッセイストグループが、2月28日に記念日を制定しています。

一般的にエッセイは、日本語で随筆と訳されています。

ある事柄に対して、感想、思索、思想を、筆者の体験や知識をもとに書かれた、型や韻律を持たない散文のことで、文学表現における形式のひとつとされています。

日本の随筆の起源は、平安時代中期に清少納言によって書かれた「枕草子」だとされていて、
・枕草子=著:清少納言
・方丈記=著:鴨長明(かものちょうめい)
・徒然草=著:吉田兼好(けんこう)
上記の3作品は、日本三大随筆と呼ばれています。

(以上、ネット検索より)

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