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主婦短歌 31 藤井風さんと傘

「さらり」とし「きらり」と生きる雨の日も傘があっても傘がなくても


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NHKで藤井風さんの特番を放送していて、録画していたのでそれを見た。
今回の短歌は、藤井風さんをオマージュして作ってみた。
主婦短歌とは言えないかもしれないけれど、私のペンネームの、「葉山きらり」のきらりは、藤井風さんの楽曲のタイトルから頂戴した。
私は藤井風さんが大好きで、とてもリスペクトしている。

今日は雨降りで、スーパーからの帰り道、折りたたみ傘を持っていたけど、たまには濡れてみるのもありだろうと、傘をささずに帰って来た。
小降りになっていたからたいして濡れなかったけれど、少しだけ自分が洗われた気がした。

話しが逸れたから戻る。NHKの番組で、風さんは葛藤して曲作りをしていた。
パッション。情熱的だった頃の自分を思い出して楽曲制作しようとする傍ら、新しい自分を表現するか今までのスタイルを貫くのか悩む風さん。
風さんほどの人でも、葛藤して曲を生み出すこともあるのかと、驚きもあった。
それは、前例のない英語の歌詞の楽曲制作であるからというのはあっても、悩んでいる風さんを目の当たりにして、超人的な風さんも、やはり人間なんだなと思った。
番組内で風さんが語った言葉で印象的だったのは、「正解はない。だからこそ難しい。」という言葉だ。
「きらり」の裏側には、見えない「ざらり」や「どろり」も存在するだろう。
しかし、いつか私は自分の名にしたように、「きらり」と出来るような人生になれたらいいなと思う。そして同時に、今既にあるものやことに感謝したい。
傘があっても、なくても。






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