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軽く読んで見て下さいな♪

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練習ついでに書いてみました。二三分で読めるので、読んで見て下さい。
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女子×キス=コクハク

女子×キス=コクハク

「………ンッ…! ィッ……」

 翔子は左手でバスルームの壁を軽く叩き、そのまま体重を支える。右手の指先は秘部に向けられ、蛇のように滑らかに、艶めかしく動き翔子に快感を与えてくれる。

 波のように断続的に襲いかかってくる絶頂に、翔子は歯を食いしばり体を僅かによじらせて堪える。僅かに漏れる声も、流れるシャワーの音に消されるはずだ。声を出してはいけない。外には親友の小原せつみが眠っているのだ。

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LAST YEAR→NEW YEAR

LAST YEAR→NEW YEAR



 無数の鳥居が螺旋を描きながら淡黄(たんこう)色の空へ続いている。

 浮遊するいくつもの巨石の上を、学生服の上に着物を引っかけた少女が飛ぶように奔っている。

 ボリュームのある唐茶色の髪に大きな朱(あけ)色の瞳。大きく靡く紫紺色の着物の下には、抹茶色のニットにミニスカート。女子高生というには、成熟した体を持つ少女、湖ノ葉(このは)は「やばい…!」と呟きながら淡黃色の空に昇っていく。
 宙を

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声 Ⅱ

 ずっと、好きな人がいる。

 いつも横で、彼を見ていた。

 すぐ側にいるのに、届かない。

 私の声は途中で止まってしまう。

 意味の無い言葉はいくらでも出る。

 だけど、心にある言葉は出てこない。

 私は、いつも彼を見ているだけだった。

 友人の一人が彼に告白したことを知った。

 それを聞き、私の世界は闇に包まれた。

 その友人は涙ながらに語ってくれた。

 友人は彼に振られてし

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聖夜 乙

聖夜 乙

#Xmas2014

 街中にクリスマスソングが流れる。

 立ち籠める雲は厚く、じきに雪が降ってくるそうだ。

「おかあさん、ぼくのうちにもサンタさん、くるかな?」

 五歳になる子供が尋ねてくる。

「どうして?」

 頬を真っ赤にした子供は、こちらを見上げてくる。

 白い吐息が宙を舞う。

「だって、ぼくのうち、えんとつがないでしょ? サンタさんは、えんとつからはいってくるんでしょう?」

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聖夜 甲

聖夜 甲

#Xmas2014

 冷たい風に乗ってジングルベルが聞こえ来る。

 いつの間にかクリスマスは嫌いになっていた。

 五月蠅いんだよ! クソ親父!

 あなたは良いわよね、仕事だけしてれば良いんだからさ。

 いつからだろうか。妻から疎まれ、娘からは嫌われた。

 家族のためにと、一生懸命仕事をしていた。それなのに、仕事に没頭すればするほど、家族との距離は遠くなった。

 いつの日か、クリスマス

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 雲一つ無い夜空。

 深淵の闇の海に浮かぶ満月は美しかった。

 秋の夜風に乗って祭り囃子が聞こえる。

 子供達が脇を駆け抜けていく。

 祭り囃子に惹かれるように、私の足は自然と神社へと向かう。

 私は唇を噛んだ。

 何度この祭りに足を運んだだろう。

 小さい頃、両親に連れてきてもらった。

 幼馴染みの男の子。中学に上がると同時に引っ越していった男の子と、毎年来ていた。

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目 Ⅰ

目 Ⅰ

 私は一番になりたかった。

 あの人の、一番になりたかった。ずっと、ずっと。

 中学、高校と、私は彼の後ろを追っていた。格好いい彼の姿はいつも輝いていた。晴れの日も、雨の日も、雪の日も、輝いて見えた。

 私は二回振られていた。

 三回目、大学に入ったとき、もう一度私は告白した。

 彼は言った。

「好みじゃないんだ。これ以上、俺に付きまとわないでくれ」

 好みじゃない。いった

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声 Ⅰ

 二分もかからず読めます。577文字です。

 親が嫌いだった。

 父親からはことある事に殴り付けられ、母親はそれを見て泣いているだけ。

 悪鬼のような父。泣き女の母。

 頼りない母だったが、優しかった。いつも自分を気に掛けてくれていた。

 高校卒業と同時に地元を離れ、就職した。結婚もして子供もできた。

 地元には殆ど帰らなかった。

 五年前、父の葬儀に一度だけ帰った。

 母は小さく

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