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マスクが当たり前の世界で。
最近、「マスク生活は得だな」と思う。
とても個人的なことで言えば、
メイクしてないことをわざわざ言われること(指摘されること)が少ないこと。
これ、地味にストレスが減る。
もう何年も仕事を共にするチームの人たちは、それらを言ってこないけれど、新規の相手や他チームからは、寝坊したの?とか、今日はノーメイクなんですねとか、わざわざ言われて煩わしい。
この小さなストレスは、ないに越したことはないので、なくなるのはとても良い。
薄ら笑いが減って、顔の筋肉の負担も減って、ベースのHPが増えた気がしている。
そしてなにより、マスクに助けられているのは、仕事中だ。
たくさんの人が関わるプロジェクトに参加中なんかは特に。
もともと、顔はなんとか覚えられるのだけど、どうしてもスッと名前を覚えられないわたし。
知り合いだとわかっても、人見知りもあいまって、話しかけられないことは多々ある。
でも、人見知りなのはわたしの問題であって、そんなことで人とのご縁が切れるのは、勿体無いなぁ…って少しずつ変えようと努力している。(そうじゃないと、仕事にならないしね!)
久々にあった名前思い出せない人には、
「あれ◯◯さんですか?お久しぶりです!」
「あ、△△です!」
「あー!ごめんなさい!マスクしてると、ちょっと雰囲気が似ていたので…」
とか
向こうが覚えてなさそうだなって時に
「(マスク外しながら)◯◯です!ご無沙汰してます!」
って言うことで、角を立てずに会話を始められる。
とても良い。
ただ、心配もある。
ここ2年くらいのマスクをしてるのが当たり前な中で出会った人たちの顔が覚えられない。
覚えられないと言うより、自分の記憶(想像)と実在の顔が一致しないのだ…
食事のタイミングや、休憩時間、喫煙所で見かけた顔に、何度も驚く…
自分が勝手に思っている(想像している)顔の下半分と、実際の顔がイメージと違うので、勝手ながらいつも驚いてしまうのだ。
鼻の感じ、口元の感じ、輪郭…全体のバランスで感じ取る何か…
勝手に受け取る「見た目からのイメージ」で接している(接し方を考える材料にする)分、思っている顔と違うとなんだか戸惑いが大きい。
見た目がイメージと違うからって、特別大きく接し方が変わるわけでもないのだけど、勝手に生まれるギャップに戸惑う日々。
マスクしてないのが当たり前の生活になった時、相手に気付くのが遅くなりそうだ。それはとても失礼だからと思うけど、ちらほらと、お互い様になりそうな予感もしていてホッとしている。
去年の10月に書き始めた記事をやっとアップできて、なんだかよくわからない満足感に浸っている、ゴールデンウィーク初日のわたしより。
未来のわたしとの交換日記
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