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ひょっとこ祝踊りは春が来た喜びの舞か〜三春だるま市③(福島県三春町)

三春滝桜が見ごろを迎えそうなこの時期に、古い話題で大変恐縮ですが、1月21日(土)におこなわれた三春だるま市レポート③です。

レポート①②はコチラをどうぞ♪

今回は高柴デコ屋敷の皆さんによる「ひょっとこ祝い踊り」2回目の様子をお伝えします。

ところで、この記事を書くにあたり、色々検索していたら、NHKのアーカイブ「春をいざなう郷土芸能」に動画がありました。昭和30年代、40年代の動画もあり。この踊りの名手として知られる橋本広司さんが「ひょっとこ面」を付けずに踊る姿も見られます。

「高柴ひょっとこ踊り」は、「もともと小正月の行事の『七福神』の一部」とのこと。ひょっとこ踊りはその一つということのようです。

橋本広司さんのコメントが興味深い。

「だんだん自分が外れていくんだ」「楽しくてたまんねえんだよ」

映像を見て、「春が来た喜びの舞」なのかもしれないなあと感じました。そういえば、三春の名は「梅・桃・桜」と3つの春の花がいっせいに咲くことに由来します……実際は同時には咲かないけど(;^_^

さて、ここからは写真中心に、2回目の「ひょっとこ祝い踊り」の様子をレポート♪ 今回はチビひょっとこたちの姿が印象的でした。

2回目の披露に向けて、スタンバイ中の大町太鼓保存会の皆さん。

観客の中に、かわいいひょっとこさん発見♪

かわいいレインブーツ♪

もう一人、かわいいひょっとこさん発見!

なにやら内緒話をする子どもたち

ガラス越しに外の様子を見るひょっとこさん

大国様と恵比寿様の2ショット

大国様も恵比寿様もおかめさんも、いつも笑顔♪

釣竿を肩に恵比寿様

豪華な刺繍がほどこされた打ち掛けは、花嫁衣装なのでしょうか? 

華麗な舞を披露するおかめさん

「そんなに褒められちゃうと、テレちゃうわー」な笑顔なのでしょうか?

恵比寿様の釣竿が狙うのは、大国様が担いだ鯛なのかな?

大国様の福々しいお顔

飛び入り参加のチビひょっとこさんたち

ひとしきり舞を披露した後は、恒例のみかん配り。例年はみかんを撒くのですが、今年は屋根があったため、配ることになったのかも?

みかんにかぶりつくひょっとこさん

有名なこの方も登場!

手前の方は飛び入り参加の女性の方

美しいおかめさん

三春だるま市レポート④へと続きます。

「ひょっとこ」や「おかめ」の由来を調べていたら、郷土芸能の沼が待っていました。

知識や情報もたいせつだし、そこを紐解いていきたい気持ちもあるけれど、本当はNHKの「春をいざなう郷土芸能」で橋本広司さんが語っていたように、「だんだん自分が外れていくんだ」「楽しくてたまんねえんだよ」が本質なのかもしれません。

そこを押さえつつ、知識や情報を求めていきたいなあと思っています。

祭りの記事をまとめたマガジンはコチラ↓


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