手垢の付いたアイスブレイク
こんにちは。小さい頃、虫が好きでいつも昆虫採取に出かけていました。都会だとそうもいかないようですね。
知り合いのお子さんの興味の対象は昆虫ではなく、電車とか車とからしいです。つくづく都会っ子だなぁと思います。
はじめに
新入社員の時、職場の人、どちらかと言うと年配者と話すとやたら電車の話題が出た記憶があります。
「どこそこの駅なら何線」とか
「あそこはどこで乗り換え」とか
私の出身福岡では乗り換え経路が複数ある事はまず無いです。博多駅でもJRか地下鉄か、あるいはバスかのせいぜい3択です。
東京の人はそんなに電車好きなんだと思ってました。
今になってわかるのですが、彼らは電車の話が特にしたい訳ではありません。ただの、会話のきっかけです。当たり障りのない話題として電車を選んだだけ。アイスブレイク、天気の会話と同じです。
自分が気にしているほど、人は自分の事見てないし、気にしていない
その人達の、手垢の付いたアイスブレイクは、初対面の誰にでも発せられている使い回しだったんでしょう。
誤解を恐れずに言うと、私が誰であろうとか気にかけてません。新入社員は新入社員として接するし、全ては属性に応じた接し方って感じでしょうか。
勤め人はまぁ所詮こんなもんだと思ってます。別に悲観している訳ではないです。
大企業の場合、幸か不幸か、ほぼ全てのヒトは替えが効きます。それは仕組みやシステムで動いているからです。社長であっても例外ではありません。
サラリーマンにとっての仕事とか役割とかはそんなもんだと思います。むしろ替えが効く方が健全とも思います。
じゃあ何が楽しいの?
こんな虚しい気分になったら、この本を読むようにしてます。私の場合、最初の第一章だけで十分です。
ものの10分で気分が晴れ、背中に羽が生えた錯覚を覚えます。
替えが効く効かないとかどうでも良くなります。
いかに近視眼的にモノを見てたか、自分を見つめ直すきっかけや気づきを与えてくれます。
メタ認知的には、自分って単純だなと思いますが、
単純で何が悪い。おかげでぐっすり眠れます。笑
みなさんはどうしますか?
この本はこんな書き出しで始まります。
いま、手元に5ドルあります。2時間でできるだけ増やせと言われたら、みなさんはどうしますか?
読んでないけど興味ある方は、この問いに対する自分なりの解答を考える事から始めてみるのも良いかもしれません。
本に答えは載っていませんが、自身を見つめ直すためのヒント、これからの生き方を選択する上での示唆に富んだ書籍だと思ってます。
ここまで書いて思い出しました。まさにこの言葉がぴったりな気がしてます。
自分の考えたとおりに生きなければならない。そうでないと、自分が生きた通りに考えてしまう。
ブールジュ
それではまた。