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亀仙流にダイエットを考える
亀仙流の生活をダイエットに活かそうと考えている。
運動を生活の中に取り入れ(できたら中心に)、生まれた体力の余裕を遊びに使って、大いに楽しんでしまおうじゃないかという作戦である。
そうするのにあたり前回は、「具体的な目標」を持った方がそれに向かって努力しやすいだろうなと考えたところだ。
悟空は「強くなりたい」という大きなテーマのもとに生活していたわけだが、そんな中で“亀仙人”というエロじじいに出会いそして弟子入りする事になる。
亀仙人は悟空に「天下一武道会に出てみないか?」と言って、まずはそこで優勝する事を目指してはどうかという提案をしたのだった。
ここで悟空のおおまかな強くなりたいという願いに的確な目標が現れて、悟空の目標が定まったわけだ。
そうやっていってだんだんと悟空がお頭の中で考えていた大きなテーマに目的が(天下一武道会)つき、そして何をしていったらいいのかと亀仙人がうまくフォーカスをしぼっていく事で、修行にチカラを入れやすくなっていったのである。それは前回では語らなかった点だ。
亀仙流の修行でやる事の最初は“体力作り”だった。その体力作りにも目標があった。
それが、かなり大きな岩を動かせるようになったら合格だと言われていたのだ。
これもいい目標である。
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たとえばダイエットをするのに、「筋肉を付けると痩せやすいよ」という話を聞いた事があるだろう。
筋肉をつけると痩せやすいのは消費カロリーが増えるからで、そうする事によって基礎代謝が上がり自然と消費カロリーが増えるんだという話であるが、僕はそうは思っていない。
筋肉を鍛えると、体が引き締まる。単に体重を減らすというダイエットとよりも、より健康的に細く見せる事ができるのだ。(実は亀仙人もこういう女の子が好きである)だって、筋肉を増やすと体重は大幅に増えていくもんが普通なのである。ダイエットをするのに「体重と見た目は関係ない」という事をまずは知っておいた方がいい。
さて、話を戻して。
筋肉を鍛えるのに、「じゃあどれくらいの筋肉をつけたらいいのよ?」となる。
これはちょっと謎な部分ではあるが、こう考えるとわかりやすいかな。たとえば、習い事をしていると何かの小テストがあるだろう。それを基準にしたらいいかと思う。まずは小テストで高得点を取ってみる。
もし、体脂肪を落とすという減量をしていて、食事制限をしているのだったら、1週間後には1キロ減っている事を目標としてみる…とか、筋トレしているのだったら、〇〇キロのバーベルを持ち上げられるようになる…とか。そういうごくごく小さな目標を作ってみるのだ。
筋肉の強さというのは筋肉の太さと比例して強くなるそうだ。
つまりどんどん重たいものが持てるようになるという事は必然的にそれと比例してどんどんと鍛えられているという事になる。
(ちなみに一緒に働いている女子体育大学の学生の体力テストは「自分の体重の半分の重さのバーベルを仰向けになって持ち上げられるようになる事」だと聞いた)←そうやって聞くと、亀仙人の修行の目標と似ているようなところがあると思える。
わりと大きな目標が作れたら、今度はそれを細分化してみる。
10キロの減量をするのなら、どうやって1キロずつ減らすのかを具体的に考える。そうしたら10個の目標ができて、1キロ痩せるまでの食事メニューや運動メニューがわかってくる。
10キロプラスしたバーベルを持てるようになるためのトレーニングも同じ事だ。1キロの重りを増やせるようになるためのトレーニングを考えるのである。
小さな目標を作って、それに向かってまずは動く事。それが亀仙流である。
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