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これからの仕事はどうしようかな

自分の仕事について書こう。


僕は、実を言うとなんの気なしに仕事を辞めました。
特にやりたい事があるわけじゃなくって、目標にしている事ももちろんありません。何にも考えていませんし、貯金だってありませんよ。
収入がどれくらい必要で、どんな生活をしたくって、何が欲しくってとか…それこそなあんにも考えていないのです。

ひとから見たら何考えてんだよと言われるかもしれませんし、情けねぇなぁと感じる事もあるかもしれませんね。
いや、そんな風に思ったら良いですし、僕の事を蔑んだら良いと思いますよ。ご勝手にどうぞ。

やりたい事を失った人間と酒に溺れたひとほど、スッカラカンだなと思うことはありませんよね。僕もそう思います。




だけど人間、そういう時間は必要です。
そういう行動をしたところで、そのひとが本当に抜け殻みたいなひとなのかというと、そんなでもありませんよね。(きれいごと)
生きていれば悩む事だってあるし、死ぬのにも生きるのにも理由が見つからなくて悩む事だってあるものです。誰にだってそう。


そういう時はふわふわしたって良いじゃないですか。




男はつらいよの寅さんだって言っていました。


「風の向くまま気の向くまま」


「生きてる?そりゃあけっこう。けっこう毛だらけ猫灰だらけ、お尻の周りはクソだらけってね!へへ!」


生きていりゃあ、そりゃあそれだけで素晴らしくけっこうな事だよと言っているんです。


確かに。生きてりゃなんとかなるし、死のうと思って何かしたって人間そんなに簡単には死なないものです。ちょっとでも「死にたくないなぁ」と思って生きていれば、しぶとく生きられるもんですよ。


人間の生命とは意地汚くって、とっても泥臭くって食えたもんじゃありませんね。
それがまた良いんだと言って、小説を書いたり日記を書いて読み返してみたり、誰かのドキュメンタリーを見たりするんですよね。



そうそう、寅さんもそういえばその日暮らしをしていると言えばそうです。
貯金なんて無いですし、保険なんかにも入っていません。財布の中身はだいたい500円ポッキリです…。仕事の後は宿に帰って酒を呑んでいますし、休みの日はお昼まで寝て、起きたら定食屋さんで瓶ビールを呑んでいたりします。休日のお手本みたいな毎日ですよね。笑


いやいや、僕はその日暮らしを目標にしているわけではありませんが、目標にしている人物を挙げろと言われると寅さんの名前を出します。
もちろん物語の中の人物なので、そんな幻想みたいな事言ってないでちゃんと目に見えるような目標持ちなと言われる覚悟でいるのですが、なぜに寅さんが目標なのかと聞かれたら、「どこでも生きていけそうだから」と答えます。ある意味じゃ、生命力に溢れているし楽しそうじゃないですか。笑

ちょっと真剣に、僕もそうなりたいと思います。
何かに縛られるわけでもなくて、とにかく安定を求めてその地に根ざすわけでもありません。
誰かに干渉されたり、自分も誰かの邪魔したりせず、ふわーーーっと生活したいなと思うんですよ。


今僕は、どんな仕事をしていこうかというイメージも浮かんでいませんけど、なんとなくな色とかにおいとかは頭の中に煙みたいなのがもくもくと浮かんではいるんですよね。

僕は趣味で靴磨きをしてて、誰かの靴を磨くたびに「仕事でやっているの?」と聞かれます。
けっこうそれをたくさんのひとに言われるんですよね。その度に考えちゃう。

そう言われると、…ちょっとやってみたくなったんですよね。


靴磨きなんて、戦後の駅とかにいたようなアレ?とかって言われる事もありますが、それでも需要はありそうですし、稼げるかどうかは別として考えて…。


とりあえず、自分が楽しめるかな…。



なんて思ったりしたのでした。だから“やってみてもいいかな”と、踏み込んでみたのです。




やってみたら何かが変わるでしょ、これからの僕は。

気軽に読んでいただきたいので、ひとつひとつの記事に値段は付ていません。靴磨きや仕事のお手伝いなどを投げ銭でやってみると、様々な方が僕の仕事にいろいろな価値をつけて下さってすごく助かります。僕の記事にもあなたの価値をつけていただけると嬉しいです。