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新しい気持ちが必要な時

ゴールデンウィークが終わってみんな働きだしている頃でしょうかね。
本当ならちょっとしたイベントなり、こどものために何かしてあげようかと動いたりして、家族の楽しい行動ができたはずなんでしょうが、あいにくな世の中の動きで、全く困ったもんですよね。はぁ…どうしましょ。

一年のうちで家族みんながお休みなんて事は数えるくらいしかないわけですから、こういう連休に家でじっとしてなきゃいけないとなると、なんともスカッとしない気持ちになりますね。

僕は毎年のように相変わらずな「予定を立てるのがヘタクソさん」なので、いつも通りでなんて事ないのですが、特に何もせず10時くらいまでゆっくり寝ては散歩に行ったり、夕飯の準備して寝る準備しての繰り返しで、「命の無駄遣い」をしているような感覚に陥っております。


生活の一部が制限されると、生命活動も制限がかかっているみたいな気持ちになるんですね。不思議です。

そんな重大なことでもないのにね。(お仕事を制限される方は別です)

だって、よく考えると単純な制限しかかかっていないのですよ。
・県外に出ないでください
・三蜜を避けてください
・飲食店でお酒は呑めません

そんなくらい?なんじゃないでしょうかね。
それだけの制限で生活の全体が制限でもされたようになって、「何もできない」と言うのはどうだろうか?と思うんですよね。(これは自分に言っています!)


いやしかし、です。
意外とその影響は出ていまして、こうやってゴールデンウィークが終わって日常に戻った日を過ごしていると…


なぁんか、むしゃくしゃして、物事に集中できない感があります!


遊びに行きてー!
酒呑みてー!

です。



制限されていても特にいつも何もやらなければ問題ないんじゃないかと思っていたのですが、いざ制限がかかると何かと不便な気持ちになりますし、不平不満を言っている者がそこかしこにいると自分もなんだか不満な気持ちになってしまうものなんですね。
周りの影響というのは大きいです。


なんとも弱っちい自分だこと。


なるほどなぁ。
みんな我慢しきれなくて、海やら山へと出かけて、溺れたり遭難したりしていますが、もしかするとそれも二次的な被害なのかもしれませんね。こんなことになっていなかったら呑む酒も呑まなかったかもしれませんし、行く海と山にも本来であれば行かなくても良い行動だったのかもしれません、閉店しなくても良いのに閉店せざるをえなかったり、毎年会えるはずのあのひとに会えず最後を迎えなくてはいけないひとももちろんいたわけですよね。何とも悲しいかな。

みんなが何かを変えらえていて、こんなはずじゃなかった、もっとこうなる予定だった、ここには彼や彼女がいてくれるはずだったと涙を流しています。


ただ、必ずしもそういう道を歩んでいるひとばかりでもありませんよね。
僕は今現在いちばん仲の良いかなと思える友人は、この状況でなければ出会わなかったと思いますし、自分の働いている環境もそうです。

今があるから今の状況の利得と思える部分が生じているわけです。

いくつもの場所を転々として、今の職場で働いていますが、給料は今まで働いてきた中では最低だと思います。
まぁそれは、自分で調整をしたからなんですが、不思議と不安はありません。
不満も…そこまでありませんね。
そうやって考えられる理由は何なのかはわかりません。
何に安心していて、平然としているのかもよくわかりませんが、一つの理由としては「なぜか僕は絶望せずとも生きているからまあいいか」という感じでしょうか。



そして。
今回コロナの世界に一変してわかったことがひとつあります。


どんなに稼いでいて給料が良くったって。社会の流れひとつで生活なんて壊されてしまうんですよね。

抜群にたくさんの蓄えがあるひとは除いてですが、みんなだいたいが苦労して今日の食事をどうしようかな?ってくらいの生活をしているんです。


仕事も住処も、食事さえも変わってしまったというひともいます。
家族も、付き合う友人も変わりました。
信頼できるひとも、そうでないひとになってしまったひともいるかもしれません。


こどもの遊び方も大きく変わったんじゃないでしょうかね。
そのうちオトナの遊び方も大きく変わるんじゃないでしょうか?
いや、もう変わっているのかもしれませんね。


世の中のルールが変わってしまえば、遊べるものも、今まで遊べていた遊びも無くなって、遊べなくなるのではないでしょうか?


そうであるなら、今までの遊び方はもう今までのものとして置いてくるか、保管しておいて、新しいものを見つけ出さなくてはいけないのでしょう。


今までおもしろがっていたものへの気持ちを改心して、

「もっと違うものをおもしろがる気持ちを育てたいな」

と感じた次第であります。

みんながおもしろがってるから自分もそうしよう。とか、みんなが美味しそうにしているから自分も美味しいって言おう。
そんな感じだといつかはおもしろくないなぁと感じる、という流れになりつつあるなと、自分の気持ちを見ていて思ったのでした。




新しい気持ちで元気になろうぜ。




新しい自分が楽しい、これからの僕は。

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二ノ宮金三郎
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