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代わりにコレを使ってみたろか

こんな風に生活してみたら何かいいアイデアが思い浮かぶか、非常に変なことになるかのどちらかだろうなという不思議な生活を思いついた事がある。自分はやってないけど。




世の中にはA級品B級品と、値段相応のランクがあったりするもので、ちゃんと作られているものや、品質が高められているものを特級品やS級品などと言い、徐々に品質を下げていき級を分けている。
たいてい僕らが使っているものや食べているものはだいたいA級品だろうか。

品質のチェックを何度かクリアしてしっかり作られているはずだ。
安全、安心の品質が基本で、「ちゃんとしていますよ」という表示が付いていたり、もしも壊れてしまった場合になどに交換や無料で修理などを受けてくれる保証が付いていたりする。

なるほど。
みんなが困らないのもそれによって助かっているわけだ。ありがとね。



じゃあB級品はなんだろか?

A級品から除外されてしまった「A級品になれなかったもの」がそのほとんどなのではないだろか?もしくはわざと、あえて品質を落としたり、A級品として作ろうとしないものだってあるだろう。
B級品は「庶民の味方」「庶民的な」などと言ったりもするかもしれない。

「B級グルメ」なんかを見ても、「え、それってB級なの?普段食べてるものじゃん」と思ったりもするが、そう考えると、「特別でなかったりするものや家庭的なもの」はB級だという事になるだろうか。個人的にB級品って好きだけどな。

そういえばそうだ
C級品やC級グルメは聞いた事がない。

B級が家庭的だと考えると、家庭的よりも下なものになるわけだから程度はグンと低くなるわけだ。そんなものが売れるはずがないし、誰も欲しいと思わないだろうから存在すらしていないと考えてもいいだろう。

ちょっと考えても、物事にはこうやってランク付けしたものが多くあるわけだ。


で、本題の話。僕が考えていた生活とは、「ちゃんとした専用のものを使わない生活をするとどうなるだろうか?」というアイデアだった。


たまに、料理したりしていると「この道具がなくても、これがあれば代用できる」なんて事があるだろう。

ヤカンがなくたって、片手鍋があればお湯は沸かせるのと同じ事だし、コーヒーフィルターはなくともキッチンペーパーがあれば、なんとかコーヒーは飲む事ができる、などと言ったりするのを聞いた事があるだろう。

僕も長らくお茶を飲むのにコーヒーサーバーでお茶を入れていた事があった。
それをやってて気づいたのは「急須がなくたってお茶は飲む事ができる」という事だ。確かに、急須を使うことによってお茶の旨みは引き出す事ができるので、本当に美味しいお茶が飲みたいと思ったり、茶葉がもったいないと思うようであるならちゃんと急須を使った方がいいが、とりあえずの代用と考えるなら、それでも特に困ることはないだろう。コーヒーもまたしかり。



今の世界、調味料なども専用のものが溢れかえっている中で、「そんなのいらないんじゃないか?」って思う事がたくさんある。
それを考えた時に。じゃあ、たとえばモノを“代用”しまくって生活ってできるんだろうか?と思った次第だ。専用のものって本当に専用として買っていい事あるのかな?と思うことってないかな?代用のもので十分なら代用でもいいじゃないかと考えた。


目玉焼きを作るのにフライパンは使わない。
パンを焼くのにトースターなども使いはしない。
テーブルっぽいものを使ってみたり、椅子っぽいものに座ってみる。
困ったら自分で作ってみるなどをするし、本当に困ったものだけ「本物」を使えばいい。

牛乳が飲めなくて豆乳を使ったり、お肉の代わりに大豆のお肉を使ったりすることだってあるかもしれない。部屋のお掃除に重曹を使いまくるってことだってできると思うしな。

などという生活だ。

いや、もしかするとみんなすでにやってる事があるのかもしれないけど、そういうのをやってたらおもしろいなーと思った次第である、という話。

意外なところにお金を使っていることがわかったり、不必要な専用のものをみんな使っていたりするんじゃなかろうかね?


ちなみに僕はCDケースにコンバースのシューズが入っていた箱を使っていた。まじでピッタリサイズでびっくりするぞ!




代用で全てをまかなうことを考えて、これからの僕は。

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二ノ宮金三郎
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