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マインドフルネスを子育てに取り入れる理由ってなんで?小2との日常を例に考える。

\子育てにあたらしい選択肢を/
育児法を学んでももうまくいかず育児ストレスが高いママやパパが、マインドフルネスで自分のまんまで子育てを楽しめるように活動しています。臨床心理士・公認心理師小林ふみこです。

マインドフルネスを子育てに取り入れる理由ってなんだろう。
自分の思考や体験をもとにして、言葉にしたいと思って書きました。

マインドフルネスとは…
「意図的に,今この瞬間に,価値判断することなく注意を向けること」(Kabat-Zinn, 1994)




マインドフルネスを子育てに取り入れる理由ってなんだろう。



先人たちの本からの抜粋ではなく、わたし自身の言葉にしたいと思っています。

さいきん、行きついている所は…

わたしの人としての尊厳、
子どもの人としての尊厳。
どちらも大切にできるように。です。

尊厳と言葉を使いながら、しっかりと定義を分かったうえで使っていないので、調べてみました。


尊厳ってなに?



これこれ!

尊厳とは、個人の存在や価値を尊重し、人間らしさを保ちつつ、自分らしい生き方をできるようにすることを指します。

人間には、自己決定や自己表現、自己実現などを行う権利があり、その権利を尊重し、守ることが尊厳を守ることに繋がります。介護においても、高齢者や障がい者が自分らしい生き方ができるよう、尊厳を保つことが大切です。
例えば、個人の好みや趣味を尊重し、自己決定や自己表現ができるようにしたり、人間関係を大切にし、コミュニケーションを取ることで、相手の尊厳を守ることができます。また、自己決定ができない状況であっても、個人の意向や価値観を考慮し、最大限の尊厳を保つことが求められます。

https://www.kounankai.jp/glossary/detail/58/

尊厳を大切に。とは、
大人も子どももあなたらしさを大切にしたいから。

じゃあ、なんでマインドフルネスなんだ?とう問が産まれます。
まずは、留守番の日常の例。子どもの尊厳を大事に頑張る例をご紹介します。

小2の留守番の例



●まず、わたし自身の物の見方や偏見があります。
「小2は一人で留守番くらいできるはず」

●留守番できない我が子と対するとき、様々な気持ちや考えが浮かびます。

思考:「○○ちゃんとか、本当に楽にやれてるのに」
   「うちの子はいつになったらできるのか」

気持ち:焦り、いらだち

ここで、子どもに衝動的に「早く留守番できるようになってよ!!」と言ってしまうことがあります。

言ってしまうときは、上記の思考や気持ちに飲み込まれていて、それこそ正しいと考えてしまうとき。寝不足や時間がないときなど。

…どんなとき衝動的なのか、自分に気づきを向けることで理解を深められます。

衝動的な大人の対応。これは、子どもの尊厳を蝕んでしまいます。

だから、できる限り素直に謝ろうとします。衝動的な対応をしないようにします。

その他、スモールステップで留守番ができるようになるための
彼に負担の少ないステップを検討します。

例:父が在宅勤務のとき母が外出する。

これは、一般的な子育てでよく行われる手法です。

これで、子どもの尊厳は一定数守られるかもしれません。ペアトレとか、一般的な方法は、ここまでかと思います。


大人の尊厳は守られているのか?



大人は、適切な対応をとったという、尊厳のみなのでしょうか。


大人自身、子どものころから変わっていない傷つきやすい部分があります。


子どもの尊厳を大事にする行動をとっていながら、わたし自身のこころとからだにモヤモヤが残っていることも多いのです。

その違和感を、そのまんまにしてため込むと、あとで時限爆弾発火となります。


それは、

わたし自身の人間としての在り方が、なんだか傷ついている感覚。
わたしばっかりすり減っていく感覚。


この感覚を無視していることが根本的な要因です。



その私自身の在り方に気づき、労わることまで必要だと思うんです。


わたしの尊厳も守るために



労わるといっても、特別な方法ではないんです。

ただ、傷ついている私のそばに、安定した樹木のように寄り添うように呼吸をする。

呼吸をしているうちに、伝えたくなった言葉を自分にかけてみる。行動したいと思ったことを私のために行動してみる。

そうしているうちに、傷ついているわたし自身が回復してきて、視野が広くなったり、よりフィットした選択肢を思いついたりして。

次の一歩を歩んでいける。

わたし自身の全てを大切に思い、大切に対応し、回復する。
これができてはじめて、子どもを大切に思い、大切に対応し、回復をサポートできると思うのです。

私も、子どもも、ニュートラルに大切にするために。
マインドフルネスが私にとって最も有効でした。


まとめ


いかがでしたか?
マインドフルネスをどうして子育てに取り入れるのがいいのか、私のことばで考えてみたいと筆をとりました。
私みたいに、すり減ってしまう人いますかね?
ぜひ、わたしもだ!という方がいらっしゃったら、コメントで教えてください。励みになります。


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筆者


小林ふみこ(臨床心理士・マインドフルネス)
2児の母。療育や発達支援の現場で約11年目。
特性のある息子に既存の発達支援のhow-toが立ち行かず苦悩する日々。
マインドフルネスに出会い、育児がすごく楽になりました。
この経験から、育児をがんばってもうまくいかないママやパパに
あたらしい選択肢があることを知ってほしい!子どもの施設に当たり前に
マインドフルネスが選択肢にある世の中にしたい!と活動しています。



 




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