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母役割を、母(わたし)がいちばん求めているのかもしれない。

\子育てにあたらしい選択肢を/
育児法を学んでももうまくいかず育児ストレスが高いママやパパが、マインドフルネスで自分のまんまで子育てを楽しめるように活動しています。臨床心理士・公認心理師小林ふみこです。

社会の枠がゆるみ、こういきるべきという枠がなくなってきた。でも、どう生きたらいいのか文化はまだ作られていない過渡期であり、自分にゆだねられている。だから、自分とはなにかを内省する人が増えたのだろう。

「こころのバランスが上手にとれないあなたへ」田中千穂子

恩師の本を読んでいて、なるほどと唸りました。
そして、自由にいきられる世の中、生き方を模索する自分に対して、自身がいちばん厳しいのではないかと思い、この文章をかいています。



母に求められる役割


どんな社会で
どんな文化で
どう育てられたか

これで、母自身が理想とする母役割は大きく異なります。
あなたは、母役割として何が求められていると感じますか?

私の場合


いろいろあるけど…

子どもが小さなころは、母が子どものそばにいて、その大事なひとときを大事にしたほうがいいんじゃない?と、頭の奥で誰かがささやいています。

それは、ボウルヴィの母子神話が所以かもしれません。でも、

私の母はフルタイムだったので、働かないのも働かないのでどうなの!?という頭の声も聞こえます。

母役割をどうしたらいいのか、矛盾があり、非常にむずかしくデリケートな問題です。

ワーママAさんの場合


マインドフルぺアレンティング読書会にご参加くださったAさん(仮名)の場合。

幼いお子さんは保育園で風邪をもらってくるので、お休みをとりつつ在宅勤務。コロナ禍もあり、ちょっとでも風邪をひくとお休みしないといけない時期だったこともあり、お子さんを抱えての在宅勤務が多かったんです。お子さんは小さいから構って欲しがり、うまく仕事ができない。子どもにイライラを向けてしまい自己嫌悪。自分が仕事をしている罪悪感もあり。母としてどうしたらいいのかと思っていらっしゃるようでした。

Lineグループで繋がっていて、日々のプラクティスを報告したり、それ以外の出来事をつぶやいたりするなかで、

自分は、仕事をしている自分もすきなんだ。
と気づいた。

そう、送ってくれたことがありました。
こうあったほうがいいのかな…、、母親像のあるべき姿が前面に来て、自分がどうしたいのかが気づけなかった。でも、マインドフルを取り入れ、自分と純粋に向き合い、気づかれたようでした。

本当の気持ちに一番対抗するのは自分かも



昭和は、もっともっと、母としてこうあるべきという確固とした枠があったように思います。

現代社会、母としてこうあるべき!!がゆるみ、
自分はどうしたいのかを選択できる社会になっているようです。
自分はどうしたいのか、自分で責任をとれる世の中です。


もしかしたら、このご時世、生きたいように生きるママに、誰も面と向かっては指摘してこないかもしれません。

でも、どこかで誰かが自分に後ろ指を立てているような、陰口をいっているような気がする。ううう、つらい。母親の在るべき像が追いかけてくる感じ。

追いかけてくる母の在るべき像は、
自分の思考かもしれない。

これまでの社会や人や、
さまざま影響を受けてきた自分かもしれません。


友だちのことは心から応援できる。
でも、自分に対しては、どんな生き方でも心からいいんだよって言えない。

みたいな感覚です。

理想の母親像の呪縛からのがれるためにすべきこと


マインドフルネス子育てでは、
①親自身の気づき
②子どもとの交流への気づき

2点が含まれると言われています。

まずは、親自身が、自分に何を求めているのか、そして、どう心から生きたいのか、気づくことが、理想の母親像の呪縛から解き放たれるためにはまず大切だと思いました。

①まずは、人間ってみんな、自分に厳しいものだって気づいて。

②自分に求める理想的な母親像を知り。

③その母親像を感じたときに、ずーーーーんとくる体の感覚にきづいて。

④ただ、優しく呼吸して。労わって。

⑤自分は、どう生きたいのかなって、自分に聴いてみる。

まとめ


母役割を、母自身がいちばん求めているのかもしれない。という仮説をもとにして、考えたことを書きました。

自由に生きたい!と行動したい!
自由に生きちゃダメなんだよ!母なんだから!

どちらもある、めんどくさい自分に気づいたほうが、
本当のめんどくさいけど愛くるしいニーズに気づけるかもしれません。


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筆者


小林ふみこ(臨床心理士・マインドフルネス)
2児の母。療育や発達支援の現場で約11年目。
特性のある息子に既存の発達支援のhow-toが立ち行かず苦悩する日々。
マインドフルネスに出会い、育児がすごく楽になりました。
この経験から、育児をがんばってもうまくいかないママやパパに
あたらしい選択肢があることを知ってほしい!子どもの施設に当たり前に
マインドフルネスが選択肢にある世の中にしたい!と活動しています。

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