「みんな違ってみんないい」という言葉へのためらい
学校の授業や全校朝会の校長の話などでよく使われている、「みんな違ってみんないい」。
私は、この言葉は慎重にならないといけないと思っている。
多様性を受け止める人間性の育成のため、道徳的に扱っていくのはわかるが、果たして学校は、果たして教室は、果たして職員室内は、「みんな違ってみんないい」が、本質的に考えられているのか。本質的に行動されているのか。本質的部分について、議論されているのだろうか。
そういったことを抜きに、言葉だけ広めていくのはあまりにも矛盾が生まれると思う。
「みんな仲良く」という言葉も、どうも危険というか、不可能すら感じる。
私がひねくれてるだけだろうか。
学校はきれいごとを簡単に掲げてはいけないと思う。