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タイムマシン電話

先日、大学時代からの友だちから連絡があり。LINEでちょこりとやりとりした後、すぐに通話に切り替えた。

何がきっかけだったか、昔のお互いの恋愛トークに話題がシフトしていって、わたしと、その友だちだけしか知らないような細かすぎる数々のエピソードに、文字通り泣き笑いした。

「黒歴史化」していた、イタかったりビター過ぎたりの体験も、深い夜の空気に包まれて、はかなく、せつない、もう2度とは戻ってこない、まぶしいひとコマだったんだという思いがすごい勢いで込み上げてきた。

ずっとずうっと忘れない!と自分で自分に約束していたつもりの記憶も、時間や日々のくらしに流されて気づかないうちに輪郭がどんどんぼやけていってたことにしずかなショックもうけた。

「若かったよなぁ。。」使い古されたセリフだけど、やっぱりそう言ってしまった。

どこにでもある、ありふれた出来事だったのかもしれない。でもその夜話した思い出の中のわたしたちは瑞々しくてキラキラしてて、不安だったであろう瞬間でさえもどこか無敵感を漂わせたすがたをして蘇った。

。。美化しすぎ?思い出補正強すぎ?
だけどこんな日があってもいいじゃないかぁ。。

オトシゴロのわたしが青春の日々にしばしタイムスリップ。心がさまよい漂ったおはなし。

ではまた。





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ひらり
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