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ばね指の朝

ばね指で悩んでいる皆さま、朝はどのように目覚めますか。

私の場合、起きた時は手がグーの形に固まっています。

手を開くコツを掴んだので、痛みで目覚めることなく穏やかな朝を迎えられるようになりました。

専門的なことは分かりませんが、私の朝の迎え方を紹介します。
皆さんはどうやって朝の痛みから逃れていますか。

固まった手を朝一で開くとき、まず ばね指でない方の手をそっと挟みます。

とくなが法*の、母指球と指腹でウッドブロックを握る運動『A1 pulley ストレッチ』を、ウッドブロックの代わりに反対の手で行います。

とくなが法*『A1 pulley ストレッチ』

この動きは、私には痛みが増えない方向の動きです。
手を閉じる方向に力を加えますが、これを繰り返すと、手が開くようになってきます。

ウッドブロックが挟める程度に手が開くようになったら、とくなが法*の母指球と指腹でウッドブロックを握る運動『A1 pulley ストレッチ』をします。

運動を繰り返していると、パーができるようになるので、とくなが法*のもう1個の運動『MP・IP 関節の他動伸展』をしています。

とくなが法*『MP・IP 関節の他動伸展』

これで、朝の目覚めが穏やかにはなりました。

ただし、根本的には解決していません。やはり手術するしかないんですかね。手術しても良くならなかった方もいるようなので悩ましいです。

読んでくださりありがとうございました。

*とくなが法
屈筋腱ストレッチとA1 pulley(靭帯性腱鞘)、ストレッチの2種類を行うことでA1 pully 内腔の拡大による屈筋腱の滑走性向上、snappingやlockingの軽減を目的としたストレッチ療法です。このストレッチ療法を併用することで症状が改善し、手術加療を回避できる患者さんは多数いらっしゃいます

東京女子医科大学 整形外科 手肘関節グループ/ばね指 とくなが法


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