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肩の症状と筋膜の関係って?
腕が上がらない、背中に手が回らない、、、😣
それ、筋膜が原因かも!
腕を上げようとすると激痛が走る
夜間に肩の痛みで起きてしまう
シャツを着る、ズボンを上げるときなど、着替える動作で痛みが強く出る
整形外科で四十肩・五十肩と言われた
色々なところに通ってきたけど、なかなか良くならない
髪を洗う・髪を結ぶときに激痛が走る
肩の痛みが強くて、薬に頼っている
長年の肩の痛みを何とかしたい
朝起き上がるときの肩の痛みが辛い
こんな症状、よくありますよね👀💦
肩の痛みや動きの悪さに対する一般的な対処法としては、
湿布や塗り薬、痛み止め薬、
ストレッチや運動(アイロン体操や棒体操)などがあります。
これらのような対処法でお困りごとが軽減するケースももちろんありますが、
「一時的には楽になるけれど、また痛みが繰り返し出てしまう。。。😣💦」
という経験をされた方も多いのではないでしょうか。
肩が痛い、肩の動きが悪いからと言って、
肩だけをもみほぐしたりストレッチしているような施術では、
一時的な効果は期待できますが、また痛みが繰り返してしまい、
根本的な解決にはなりません。
また、数ヶ月経って自然と痛みが減ってきたという方もいるかもしれませんが、
それも肩の炎症が「一時的に」落ち着いただけであり、
肩に負担がかかれば痛みは再発していまします。
痛み止め薬も同様で痛みが減ったとしても
痛みを感じにくくさせているだけであり、根本的なところは何も変わっておらず、
むしろ痛みが減ったように感じた時にたくさん動かすことで
時に炎症を強めてしまう可能性もあります。
リハビリなどで用いる運動でアイロン体操や棒体操などがありますが、
適切な方法・時期に行わないと、一生懸命運動していても
一向に変化が得られないこともあります。
ちなみに、良く耳にする「四十肩・五十肩」の正式名は、
肩関節周囲炎と言います。肩コリとは違い、その名の通りで
肩関節の周りの炎症で痛みが出たり、
腕が上がらないなどの肩関節周りの可動性が低下したりします。
その炎症には、主に3つの原因が考えられます。
①力こぶの筋肉である上腕二頭筋の腱の部分に炎症が起こる場合
②肩の周りを囲んでいる腱板というインナーマッスルの筋肉
が損傷することによって炎症が起こる場合
③肩関節を円滑に動かすためにある肩峰下滑液包の炎症
または石灰が貯留し炎症を起こす場合
...などが挙げられます。
簡単に言うと、肩関節の周囲にある軟骨や靭帯、筋肉や腱の老化、
筋膜の癒着による炎症が原因と考えられます。
その炎症している状態で肩関節を動かそうとするため、
痛みが出現してしまいます。
そこで重要となるのが、
「その炎症を引き起こしている原因」を見つけていくことです。
肩関節は他の関節に比べて複雑に動く関節であり、
そのぶん様々な筋肉や関節が関与しています。
ストレートネック、猫背や反り腰となれば、
体の前側あるいは後ろ側の筋肉や筋膜にアンバランスさが生じ、
筋肉や筋膜が過剰に縮むところと伸ばされるところができ、
結果的に肩関節が上手く動かなくなり負担がかかります。
筋膜とは全身を覆っているボディスーツのようなものです。
筋膜にシワやよじれが生じると体の組織が硬くなり痛みやコリが出現します。
また同時に、組織が硬くなるため関節の動きにくさをも生じさせます。
そしてさらに、全身を覆っているがゆえに、姿勢の歪みも生じさせます。
筋膜にシワやよじれが生じると体の様々な組織に負担がかかる
「姿勢の歪み」が定着してしまい、
痛みを長引かせるという悪循環を作ってしまいます。
つまり、肩の痛みや動きの悪さには、肩の関節それ自体だけではなく、
姿勢の歪みも原因となることがあり、
肩関節に周りに炎症を引き起こす可能性があるのです。
肩の痛みや動きの悪さの改善には、肩だけに対して施術をするのではなく、
しっかり身体全体の状態を調べて、姿勢も含め
その根本的な原因を見つけ出していくことがとても重要となります。