17. イロハモミジ@茶屋町通り
今日の樹木
名前:イロハモミジ(伊呂波紅葉)
分類:ムクロジ科カエデ属、落葉広葉樹、雌雄同株
ちょっと久しぶりのキになる散歩は、
竜泉3丁目を横切る茶屋町通りと、イロハモミジ。
通り名の由来は
「吉原揚屋通りに続く道として、幕末には多くの引手茶屋が軒を連ね栄えた通りであったことから(台東区道路愛称名)」
樋口一葉旧居跡や一葉記念館もある歴史ある一帯です。
キになる① 勢いの夏
とにかく伸びる伸びる。
葉っぱをぎっしりつけて、真っすぐと。
秋の風情を感じる前の、元気すぎるイロハモミジもいい😊
まるでクスノキの大木を見上げているような。
「え、イロハモミジさんですか?」
と聞きたくなるような力強さ。
キになる② ギザギザ
イロハモミジの葉は5~7つに深く裂け、
それぞれの裂片も小さく裂けている。
ギザギザのギザギザ。
大胆かつ細やかで、これぞ慣れ親しんだザ・モミジの形👏
幹のこんな影も、伸び放題のこの時期ならではかな。
キになる③ 羽を広げて
ところどころに黄緑色の実を発見。
どんな樹木であれ、実を発見すると、いつも得した気分🥰
地面にいくつか落ちてた。
2枚のプロペラは、羽化したばかりの蝉の羽のような色。
葉はギザギザなのに、実はゆったりした曲線で、不思議だな。
今日の寄り道
明治43年創業の田舎まんじゅう「おし田」さん。
イロハモミジとまんじゅう。
街中の一角の、うれしい組み合わせ。
甘さ控えめのあんこに、ほっとする素朴なかたち。
洋菓子派の娘達にも大人気でした😉