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お金の使い方を学ぼう
お金の使い方には、大きく分けて4つある。
・消費
・浪費
・投資
・預金・貯金
『消費』とは、光熱費やトイレットペーパーなど、使わないと生活が成り立たない、お金の使い方。
『浪費』とは、ギャンブルなど、支払った以上の利益を生み出さないとわかっていながら、無駄に支払っているお金のこと。
『投資』とは、払った値段以上の利益を得るお金の使い方。例えば、勉強になる本を買ったり、お金を生み出す物事にお金を払う事。
『預金・貯金』は、お金を銀行に入れたり、貯金箱などにお金を残して置く事。
消費は仕方ないし、浪費は論外。語るべきは、投資と、預金・貯金。
預金・貯金は、大切にお金を持っておくから、これが一番安全で安心に思えるかもしれない。確かにそういえる状況もあるかもしれないが、日本ではほぼ良くない使い方になりそうだ。
なぜそう言えるかというと、『不景気だとお金の価値は下がる』からである。
具体的にどういう事か、説明しよう。
不景気はインフレとも呼ばれ、お金の巡りが悪い状態。今の日本はその状態だ。
日本は物価が上がり続けている。数年前までは10円で買えたうまい棒も、今や11円じゃないと買えなくなっている。君が大きくなる頃にはもっと高くなっているかもしれない。
数年前に100円貯金していたら、今やそのお金で9本しか買えない。すぐ使っていたら10本買えたのに。
とてももったいない話だ。
預金・貯金をしていたら、お金を減らしていることになる。そのことがわかったかな?
あまつさえ恐ろしいのが、銀行に預けていたら、お金をおろす時に『手数料』と呼ばれるものを取られる。
この言葉は危険だ。気を付けておきなさい。
さて、「じゃあ、どういうお金を使い方をすると良いのか?」という話をしよう。
投資とは何なのか。多くの場合は株やFXを指すが、それ以外にも『自己投資』という使い方がある。
お金はただ持っていても、紙切れと金属の塊でしかない。使ってこそ、その価値を発揮する。
そのお金は、『体験』に換えるべきなんだ。
異業種交流会や実用書を買う、講演を聞きに行く、習い事のお試しをするなど、学びになりそうな事にお金を使うんだ。
それらは君の点になる。そして、その点がいくつも出来た時、点と点が線で繋がり、新しい物事を生み出す。
私は、大して蕎麦に興味も関心もなかったのに、蕎麦の手打ち教室に通った。そこで、手打ち蕎麦に興味を持って修業をした事が、現在の仕事に繋がっている。
意外と、蕎麦職人が向いていたんだね。
そんな事も、やってみなきゃわからない。とりあえず、様々な物事に挑戦してみる事が大事なんだ。
実は君がマジシャンに向いているかもしれないし、ダンサーになれるかもしれないし、横綱に憧れるかもしれない。
君には可能性がある。色んな将来を築き上げられる。
やってみなくちゃわからない。
この考え方を大事にしよう。多種多様な物事に挑戦し、自分を成長させる事が大切だよ。