実はお尻は鍛えると、下がるって知ってましたか?
「お尻を綺麗に見せる=筋トレ」という嘘
女性の下半身の体型の悩みで多く聞くことは「お尻」悩みではないでしょうか?
・垂れてきたお尻が気になる
・垂れたお尻を持ち上げるには筋トレしかないの?
実はお尻が垂れてしまう理由は筋力が低下してしまっている以外にも重要な要素があるんです。
そのことを知らずに闇雲にお尻を鍛えるだけでは、あなたのお尻は逆にもっと下がってしまうかも知れません。
今回はそんなお尻の悩みに関して、姿勢の観点から解説していきます。
この記事を読むと以下のことがわかります
・なぜお尻が垂れて見えてしまうのかがわかる
・お尻が垂れて見えないようにするための身体の使い方がわかる
・お尻が垂れないためのストレッチ方法を紹介
このブログでは
主に姿勢に関する内容を国家資格保有者でありキネスティックセラピストでもある筆者が個人の経験と解剖学・運動学的知見からわかりやすく発信しています。
是非最後まで読んでみてください!
姿勢が変わらないと、お尻も下がってしまう
お尻が垂れて見えてしまう理由は、
骨盤が後ろに傾く(=後傾)状態が関係しています。
お尻の筋トレをするだけでは実は不十分で、
骨盤の位置が修正される事と、お尻の筋肉が鍛えられる事の2つが重要です。
なぜ骨盤の後傾はお尻が垂れて見えるのか?
それはお尻の筋肉の付着部に理由があります。お尻に筋肉で代表的なものはこの骨盤の縁に付着しています。
お尻が綺麗に見えるのは、このお尻の筋肉が発達していて、筋肉によってお尻が盛り上がることできれいに見えるわけですが、骨盤が後傾している状態では、骨盤の傾きに合わせてお尻の筋肉も後ろに傾いてしまいます。
筋肉が最も膨らむはずの頂点が骨盤の傾きによって、下がってきてしまうため、
お尻が垂れて見えてしまいます。
さらにお尻にある筋肉は脚を後ろに上げる(伸展させる)作用のものが多く、これは地面に足をつけた状態だと骨盤を後傾させる作用になります。
つまり、骨盤の傾きなどの姿勢を意識しない状態で、お尻の筋トレを行うことは、
骨盤の後傾を強めることになるので、逆効果になってしまう可能性もあります。
今回のタイトルをなぜ「お尻を鍛えると尻が下がる」にしたのか、
それはみなさんに、このことを知って欲しかったからです。
骨盤の傾きと見た目を踏まえて考えると、なぜヒールを履くとスタイルがよく見えるのかも説明できます。
これはまた別の機会にご紹介したいと思います。
お尻を引き上げるストレッチ紹介
今回紹介する筋肉は「中殿筋」です。
中殿筋は、主に脚を横に開くときに働く筋肉ですが、身体の後ろについているため、脚を後ろに上げる作用も持っています。
ストレッチの方法は以前に「大殿筋」と言う筋肉を紹介しましたが、同じやり方でも問題ありません。
そこで今回は寝た状態でもできるストレッチ方法を紹介したいと思います。
開始姿勢は、仰向けでリラックスした状態で始めましょう。
伸ばしたい方の脚を反対の太ももあたりに乗せて、あぐらをかくように膝を外側に開いておきます。
その状態でもお尻は伸ばされるので、すでにちょうどよく伸びているのであれば、そのままリラックスしてください。
さらに伸ばしていく場合、そこから反対の膝をお腹につけにいくように、ゆっくりと持ち上げていきましょう。
伸ばしている感覚がちょうどいいと感じるところまでゆっくりと行います。
さらに中殿筋を伸ばしていく場合はそこから、足とは逆向きに捻ってみましょう。お尻がさらに伸ばされていきます。
目安は30秒〜1分程度で交代しましょう。
最後に
今回はお尻が垂れてい見える理由を姿勢から解説しました。
まずご自身の姿勢をみて、骨盤の位置をまっすぐに戻してからでも筋トレは遅くありません。
むしろ骨盤が立っている状態の方が、お尻の筋肉も適度に伸ばされ、筋トレの効果も高まります。
ぜひ一度骨盤の位置を見直してみましょう。
このブログでは
主に姿勢に関する情報を医療現場での経験豊富な国家資格保有者が、個人の経験と解剖学・運動学などの観点から、身体のことに詳しくない人でも、わかりやすい形でお伝えしています。
今回の記事以外にも姿勢に関する情報や、姿勢を意識するポイント、ストレッチ、
エクササイズの方法を紹介しています。
よろしければ、他の記事もご覧ください。
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キネスティックセラピーは解剖学・運動学に基づいた技術で、姿勢評価からお客様に合わせた施術を提供し、
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