幸せに気づくには~高橋佳子さん、鍵山秀三郎さん、小林正観さんらの言葉からの学び
何をもって「幸せ」というかは、人それぞれになります。
なので、人がやっていることをまねして、幸せになれるかどうかは分かりません。よく言われる
・幸か不幸かは自分の心が決める
・悲劇や不幸は存在しない。そう思う心があるだけ。
という言葉の通りです。
しかし、偉人や先人たちの言葉を読むと、何となく共通する「幸せになる、幸せだったと気づく・感じる方法」があるのではないかと思います。
そんな言葉や方法を集めてみました。よかったらお付きあいください。
➀3つの幸せ(高橋佳子さん 宗教法人GLA総合本部代表)
・してもらう幸せ
・できる幸せ
・してあげる幸せ
最も大きい幸せが「してあげる幸せ」です。
人に物を差し上げる、相手の喜ぶことをして、相手の喜びをわが喜びとするなどです。きっと、これができる人は人から好かれて頼りにされ、さらに幸せな気持ちになれるのではないかと思います。
②幸せになる3つの条件(鍵山秀三郎さん イエローハット創業者)
・与えられた枠をぎりぎりいっぱい使い切らないこと
・人様に喜ばれることを進んですること
・どんな小さなことでも感謝できる人間になること
特に、あれがない、これがない、~できないと言っているときは、感謝が足りない状態で、「不幸な」状況や気持ちになっていってしまいます。
今ある幸せに気づいたり、満たされた思いがある時は、きっと、自分の権利だからと言って「与えられた枠」をぎりぎりいっぱい使うこともないと思います。足りないとか、損だとかいう気持ちが強い時、いろいろと欲しがる状態になるのではないでしょうか。
③「幸せの語源は、為し合わせ、仕合わせ」(小林正観さん)
・「幸せ」という現象が独立して存在することはありません。ただ生活の中に幸せを感じるかどうかになります。小林正観さんは、こんな例を紹介していました。
そういえば、「感謝の心がないと幸せになれない」とよく耳にしました。
「感謝の心をもつから幸せになれるのであって、幸せになってから感謝するというのではない・・・」と。
それは、どうしてかな・・・と考えていましたが、いろんな方の言葉を読んでいたら、ぱっと思い浮かびました。
例えば、家族でも友達でも、何かしてあげて、「ありがとう」などと感謝されると、うれしいし、「もっとしてあげたい」気持ちになります。
私自身は姿を見たことはないので分かりませんが、神様がいるとしたら、気持ちは同じではないでしょうか?
その人の願いをかなえてあげようと、いろいろと「見えないところで」取りはからったのに、その人が、不平、不満、文句ばかり口にしていたら、がっかりしてしまいます。あるいは、離れていってしまいます。
でも、神社などに来て、ちゃんとお礼を言ってくれる、日常生活の中で、感謝の気持ちを示してくれたら、やっぱりうれしくなって、もっと、もっと、願いをかなえてあげようとハッスルするのではないでしょうか?
私はまだまだ、不平不満、文句を口にしていることがあります。
でも、最近は、掃除の会などのおかげで、随分と減ってきましたし、何より、そんな否定的な言葉を言っている自分に「気づく」ことができるようになってきました。昔は、そんな言葉が出ている事すら気づいていませんでした。
そして、そんな
否定的な言葉が減ってきた後、「ありがたい」と思える現象に出会う(そう気づく)ことが多くなりました。
どうやら「幸せと感謝」には深いつながりがありそうです。
皆様の心にのこる一言・学びがあれば幸いです。