
出会いの秘訣~半径5m以内にいる人を大切にしていくとご縁が広がる。
博多の歴女として各地を講演されている白駒妃登美(しらこまひとみ)さんは、カリスマ結婚コンサルタントとして多くのカップルを生み出してきたことでも有名です。
そして、多くの男女を見てきた経験から、ずばりと次のようなことを言っています。
素敵なご縁に恵まれない人の共通点は、
素敵な人の前だけで、いい顔をしようとすること。
才能やお金は持っている人もれば、持っていない人もいます。でも、ご縁は誰もが持っています。だから、誰があなたに素敵な人を紹介してくれるかわからないんです。
いま周りにいる人たちをちゃんと大切にすることが、新しいご縁を広げていく秘訣です。
旅行作家で心理学博士、社会学博士、教育学博士だった
小林正観さんは、弁護士や税理士などの専門家を探したい時や、恋人がほしい時には、仲の良い友人10人ぐらいに声をかけて、頼んでみることをすすめています。
いい人の周りには、いい人がいる、だから、いい出会いを果たせる・・・というのがその真意だそうです。
たしかに、「類は友を呼ぶ」と言われるように、その人自身のことを知りたければ、その周りにいる人、友人の様子を見れば、その人柄が分かるとも言います。
ゴミを拾う人は、ゴミを捨てません。
ごみ拾いをしている人の周りには、ポイ捨てしない人が集まります。
いつも笑顔でニコニコしている人の周りには、暗い人はいません。
明るくて、楽しく過ごしている仲間が集まります。
幸せになるコツは、足りないこと、ないことに目を向けるのではなく、「あるもの」を数えることだと言います。
同様に、
人との出会いも、「素敵な出会いがない!」と、いない人に目を向けるのではなく、今、私の目の前にいる半径5m以内の人に目を向け、大切にしていくことから始まっていくようです。
お釈迦さまも、「縁起の法則(縁りて起こる)」を最初に悟ったと言われています。
内容は
すべての現象は、無数の原因(因)や条件(縁)が相互に関係しあって成立するものであり、独立して存在するものではない。すべてのものはこの法則に従っている
というものです。
人間関係でいえば、「人生は自分の思いでできあがっているのではなく、自分の思い以外のまわりの人々のおかげで全部が成り立っている」ということになります。
実際、現実的に、周囲を取り巻くすべてものに、私の半径5m以内の人に対して、心から「ありがとう」と感謝の言葉を言える「私」になったら、例えば、営業成績や収入などがどんどんと上昇するという事実があるようです。
考えてみれば、自分が応援している人から感謝の言葉を投げかけられたら、うれしくなって、さらにやる気になって応援してくれるのが人情です。いろんなことがプラス、良い方向へ行かないわけがありません。
「出会いを求めて」と言いますが、いない人に目を向けてもいつまでもたってもいい出会いはありません。
いまある出会い、今ある人間関係の中からつながるようです。
だから、いつだって大事なのは目の前にいる人!
余談ですが、工藤静香さんは、仲間とサーフィンへ行く時、みんなの分のおにぎりを作っていく人だったっそうです。ひょっとしたら、そんな仲間思いの姿にキムタクも惚れたのかもしれませんね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます
皆様の心にのこる一言・学びがあれば幸いです