「のび太メソッド」からの学び
今回、紹介するメソッドは次の通りです。
上記のメソッドは、一言で言うと「一歩でも進めば景色が変わる」ということ。
私自身は、特に、のび太君の行動力、失敗にもめげずに、再チャレンジする勇気ややる気に学ぶところが大でした。
ロダン作の「考える人」という彫刻がありますが、考えている人は、だいたい動いていません。
そして、多くは、行動して「自分が変わる」ことを恐れる(現状維持で安心したい)気持ちになるので、下を向いて、ずっと同じことばかり堂々巡りさせています。
「考え事に逃げ込む状態」という感じです。
私自身も、グズグズと考え、結局、行動をしていない性格をもっています。
厳しい言葉を自分にぶつければ、考えることだけで「よし」として、実際に具体的な対応、行動をとれていなかったとも言えます。
のび太君の「思い立ったら即実行。行動が裏目に出ても構わない。」「心配するよりも、まずは実行。」で、とにかく動きながら考えると、成功に近づけます。
また、初めから、大きな成功や理想の姿を求めるから、動けなくなるともいえます。
「壁」がより大きく見えてしまうからです。
しかし、「千里の道も一歩から」のように、理想やどんなに大きな目標を持っても、まずは身近なところから着実に努力を積み重ねることで、成功につながります。
ここでは、のび太君の「苦手意識が強い時は、簡単に実現する成功を体験する」が役立ちます。
とはいえ、失敗がこわくて、チャレンジできない気持ちもあります。
私もよく経験します。
でも、「失敗」と思うからこわくなるだけで、一つの「成功」と見たら、順調に進んでいる気持ちになります。
例えば、次のような言葉があります。
失敗しても、成功するまで続けたら失敗ではない。
ダメな例を見つけたという意味で、新しい発見をしたという成功だ
少し動き始めて、集中力が増したり、やる気に火がついたりして、「夢中」になれたら、半分以上成功です。
なぜなら、その時点でネガティ思考が消えて、行動を阻害しなくなるからです。
ネガティブ思考~心配や後悔、反省、不安が、やってみようとする気持ちや行動すらブロックしてしまいます。
もちろん、それは「自分を守る」上で、必要な思考、感情ですが、大きくなりすぎると、考えすぎて動けなくなります。
まず動いてみよう。行動しよう。
たとえ失敗しても、再チャレンジすればいいだけの話。
何より、のび太君のように、失敗することまで「楽しむ」ことができたら、いうことなしですね。
皆様の心にのこる一言・学びがあれば幸いです。